「にっぽんばし」だ！大阪の！
どもども、僕ですよ、「カキフライ探検隊」、隊長です、僕です、今回のカキフライ探検は「日本橋」のカレー屋ですよ、あ、東京の「にほんばし」ではありません、大阪の「にっぽんばし」です、なぜ読み方が違うのか、確か理由があったはずですが忘れちゃいました(笑)、どなたかご存じの方がおられましたら教えてね、でさ、このカレー屋というのがですね、僕が20代後半～30代前半くらいにかけていちばん好きだったカレー屋なんです、今回は約20年ぶりくらい？超久しぶりに行ってきました、さあ、それでは始めましょう、「カキフライ探検隊」、「にっぽんばし」のカレー屋でも隊長は僕だ、どもども！
てなわけで、今回の探検場所となる
「にっぽんばし」のカレー屋とは……
『カレーや マドラス 日本橋本店』です。
大阪に何店舗かあるマドラスカレー、
そして、マドラスの味に惚れ込んだ
俳優・北村一輝さんが
のれん分けによりオーナーを務める
東京にある「大阪マドラスカレー」、
その創業店・総本店がこちらのお店です。
僕はこの日本橋の店舗は初めてかな？
2回目のような気もしますが、
それもはるか昔のことなので
記憶が曖昧なんですよ。
実はこのマドラスカレー、
俺にとっては青春の味で。
20代後半～30代前半にかけて
俺がいちばん好きだったカレーが
このマドラスだったんですね。
(今となっては30代は青春)
30代の頃に入院していた時、
ヘタレに買ってきてもらったことが
あるくらい好きで。
あ、マドラスのカレーは
いわゆる「大阪甘辛カレー」です。
当時はまだインデアンカレーの店舗は
ミナミになかったと思うんですよ、
(僕の仕事場・遊び場がミナミだったので)
あと、白銀亭もまだオープンしてなくて、
カレーといえばマドラス一択だったんです。
ちなみに訪問日時はずーっと時間を遡って
2023年11月4日(土)の午後4時15分頃。
この日は「こぐまカリーFesta」で
「zanka」のMiinaちゃん、そして、
「NARLOW」の3人とチェキ撮って、
(ライブには間に合わなかった)
その後、夜からNARLOWの
「大阪チェキ会」に行った日ですが。
(忘れてると思いますが)
「こぐまカリーFesta」で
チェキ撮った後も、
NARLOWの「大阪チェキ会」までは
まだずいぶんと時間がある。
なもんで、
翌日2023年11月5日(日)に行われる
NARLOW大阪初単独公演のライブ会場
「なんばパークス」の横にある
『Yogibo HOLY MOUNTAIN』を
確認しておこうと思ったんですね。
で、その途中に、
ちょっと遠回りして寄ったのが
このマドラス 日本橋本店なんです。
メニューはこんな感じ。
と言いますか、これだけ。
基本的にカレーの小・中・大しかなくて
あとはルーの大盛とトッピングだけ。
実に潔いじゃないですか！
30代の頃は飲んだ〆に
大でも余裕に食えたんですが(笑)、
事前に調べてみたところ
大はライスが800g以上なんだそうです、
800gだと現在の僕ではギリかもなので
ここはヘタレて中で。
お店の方(オーナーさんかな？)によると
中はライスが600～700gということで
まあそれならなんとかなるかな、と。
カレー中にカツトッピングで。
でね。
トッピングにカキフライがあるのも
事前に調べていたんですね、なので、
もちろんカキフライもオーダー。
別皿でお願いしました。
あと、生玉子とビールも。
味変要員は真っ赤な福神漬けのみ。
でさあ。
オーナーらしき人に聞いてみたんですよ、
「このお店、昔は千日前の近くに
ありませんでしたっけ？」って。
するとオーナーらしき人が
指さす先にパネルが……
「よくご存じですね、
以前は相生橋にあって
日本橋に移転してきたんです」
とオーナーらしき人。
そうそう！ｌこれこれ！この店舗！
相生橋筋商店街にあったんですよ。
なつかしいなあ。
「昔は夜中までやってましたよね？」
そう尋ねてみると、やってたというお返事。
若かりし頃、三津寺辺りで夜中まで飲んで
〆にこの店舗でカツカレー大を食って
千日前でタクシー拾って帰る、というのが
俺の必勝パターンだった、元気だったんだよ、
今同じことやったら死ぬな(笑)。
などと、回想にひたっていると……
まずはカツカレー中と生玉子、
ビールがやって来ました。
カキフライは通し揚げのようで
少し時間がかかるということ。
つまりカツは揚げ置きのようです。
カツカレー中。
スプーンが刺さってるのがいいね！
うん、確かにライスは600gくらいかな？
これなら余裕でしょう。
カツは薄いペラペラのやつで
しかも衣がはがれてたり(笑)。
でも、それがいい！！！
だって、このカツ200円だよ？
安っすぅ～。
さあ、カキフライが揚がったよ！
待って！
カキフライって6個もあるの？
500円で6個も？？？
1個83円とかやん！マジか！
安っす！めちゃくちゃ安っすぅ～。
いい色に揚がってますね～。
パン粉も細かめでいい感じ。
サイズ的には少し小さめです。
ファミレスサイズくらいかな。
「揚げたてで熱いのでお気をつけください」
そう店員さんに注意されたのですが、
ガマンできずにかぶりついてみると……
熱っつ！
死ぬほど熱っつ！！！
今季いちばんくらいに熱っつ！
マジで口の中を火傷した！←馬鹿
てか、見てよ。
中がまだ半生状態なんですよ。
牡蠣の味もしっかり濃くて、
ジューシーなエキスがあふれてきて、
このカキフライうまっ！
めちゃくちゃうまっ！！！
いや、マドラスには
カレーメインで食べに来ましたので
まさかこんなにおいしいカキフライに
出会えるとは思ってませんでした。
しかも6個で500円という安さ。
最高かよ。
カキフライを口に放り込むやいなや……
福神漬け添えの白飯をバクッと。
俺の大好きな食い方。
ここでルーを味見。
そうそう、これこれ、この味だ！
俺がいちばん好きだったカレーの味！
うま～～～。
大阪スパイスカレーなので
最初に感じる味は甘さなんですよ。
で、後からスパイス感と言うか
辛さが追っかけてくるんですが、
マドラスのカレーはそんなに辛くない。
インデアンとか白銀亭は
ピリピリ刺激的な強烈な辛さで
ヒーヒー言いながら食べるんだけど
(まあそれがいいんだけどね)
マドラスはそこまで辛くないんですよ。
大阪甘辛カレーでは堺東のタベルーが
比較的辛くないと思うんですが、
マドラスはタベルーより辛くないです。
なんちゅうか、おだやかな感じ。
でもそれがマドラスなんだよな～。
俺は辛いものがあまり得意じゃないから
マドラスが好きなのかも知れん。
最っ高にうまい！！！
味だけで言うとそれこそ
インデアンや白銀亭、タベルーの方が
クオリティは上なんだと思う。
でもね。
俺は確信した。
やっぱり俺のいちばんはマドラスだと。
これがマイフェイバリットなんだと。
カキフライにカレーは合わないと
思ってたんだけど。
マドラスのカレーは合う！
いや、びっくりしましたよ。
うまいんだもん。
味がおだやかだからかな？
懐が深いルーなのかも知れません。
こんなにうまいカキフライカレーは
俺は生まれて初めてだ。
そう！
マドラスって
やっぱりカツカレーなんだよね～。
カツの肉がペラッペラに薄くて、
衣がはがれてふにゃふにゃで、
でもだからこそ、
カレールーやライスとなじんで
一体化するんですよ。
その混然一体となった味の
なんともうまいことよ！
うまいなあ、うまいなあ、
やっぱりマドラスはうまいなあ、
何度も口に出しながら
食べ続ける気持ち悪い俺！(笑)
玉子を入れるとまた味が変わる。
大阪人はカレーに玉子！
でも、マドラスは辛くないから
別に玉子はいらないかもです。
インデアンや白銀亭は玉子必須ですが。
そんなこんなで……
いやー、マジうまかった！
あまりのうまさに
ペロッといっちゃった、
これなら大でも食べられそう！
まあインデアンの方が
立地的にも便利ですし有名ですし
一般的にはレベルも上だと思うので、
マドラスはなかなか
おすすめしにくいんですが、
もし日本橋に来ることがあれば
一度食べられてみてもいいかもです。
あ、「にっぽんばし」ですよ(笑)。