大湯温泉 荒瀬共同浴場〈大人気の共同浴場は熱めのサッパリ湯〉@秋田県鹿角市十和田大湯荒瀬 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。

 
はい、じゃあまた今日も
1年以上周回遅れで
お届けしております(笑)、
2017年5月16日~18日
2泊3日「青森・東北温泉巡り旅」、
続きを進めていきます。
 
『石ヶ戸休憩所 売店』を後にして
次なる目的地に向かう道中……
 
 
 

こんな滝がありました。
 
 
 
「雲井の滝」というようです。
 
有名な滝かどうかは知りません(笑)。
 
 
 
あと、一応、十和田湖も。
 
なかなかいいアングルですね!
まるで絵葉書のようです。
図らずもブルートーンでカッコいい!
(自画自賛。笑)
 
てなわけで、
ついに青森県に別れを告げ、
車は秋田県へと向かいます。
 
『石ヶ戸休憩所 売店』から
40km余り1時間ほど走って
やって来ましたのは……
 
 
 
秋田県は鹿角市十和田大湯、
大湯川沿いに800年もの昔から
自然湧出したとされる「大湯温泉」です。

 

大湯温泉には立ち寄り入浴可能な
4つの共同浴場があるのですが、
時間の関係もあって
駐車場が用意されている
ひとつの浴場にのみ入ることに。
 
その浴場は上の写メ真ん中辺り
電柱横にある川沿いの建物なんですが、
わかりますかね?(苦笑)
 
駐車場は川を渡って
建物裏手に回りこみます。
 
 
 
はい、その駐車場です。
10台分くらいのスペースがあります。
 
そう、目的の浴場は
「荒瀬共同浴場」というんですよ。
 
でね。
 
この荒瀬共同浴場というのが
やたら人気がある温泉なんだそうで。
 
事前に調べたところでは
僕が訪問した夕方の時間帯は特に
「地域住民の社交場」と称されるほど
地元の方でごった返すとか。
 
僕が駐車場に駐車した際も
女性の方々が皆さん自転車で
どんどんやって来る。
 
で、あいさつ代りでしょうか、
「混んどるかいね?」
「混んどらん。えがった、えがった」
なんて会話をしてるんです。
 
ただね。
 
女性の方々は
次から次へとやって来るんですが、
反対に男性は僕が駐車時に
2人帰っていったんです。
 
「まあでも写メは無理だろうなあ」
なんて半ばあきらめながら、
上の写メの青い車の横から
住宅の横手の路地を通って
川沿いの浴場へと向かいます。
 
 
 
浴場の手前の川沿いには
パイプが通っていて……
 
 
 
おそらくかけ流しであろう温泉が
捨て湯されていました。
 
 
 
はい、到着!
 
2日目2017年5月17日6湯目、
そしてこの日最後の温泉となる
「大湯温泉 荒瀬共同浴場」です。
 
ひと際目を引くカラフルなベンチは
バスか何かの廃品利用でしょうか。
 
いかにも
地域に密着した共同浴場といった
鄙びた雰囲気がたまりません!
 
 
 
入浴料は200円。
(2017年5月現在)
 
事前に調べたところ2013年の時点で
入浴料が180円に
値上げされていたようですが、
僕が訪問した2017年5月にはさらに
200円に値上げされていました。
 
 
 
券売機横に
入浴券入れがありました。
 
以前までは
番台に人がいたようですが……
 
入浴料の値上げといい、
番台無人化といい、
「高齢化に伴う利用者の減少」
が明らかです。
 
地域の方々の数が減ってしまって
交代制で番台当番をすることすら
ままならない状況なのでしょう。
 
これは浴場存続にかかわる
由々しき事態です。
 
僕は単なるよそ者に過ぎませんが、
このような地域の生活に密着した
素朴な、そして素敵な共同浴場が
いつまでもここにあり続けることを
強く望まずにはいられません。
 
 
 
さあ、浴場へ行くよー。
 
監視カメラがあるようですね、
無銭入浴しようとする
不届きな輩でもいるのでしょうか、
絶対にやめていただきたい!
 
 
 
もちろん男女別の浴場があります。
 
 
 

泉質:ナトリウム-塩化物泉
    (低張性弱アルカリ性高温泉)
 
 
 
泉温:53.8℃
pH値:7.9
 
泉温がかなり高めです。
 
事前に調べたところ
ここの浴槽内温度は
激熱だとのことなんですが、
さて、どうなんでしょうか?
 
 
 
入浴時間をご確認ください。
(2017年5月現在)
 
 
 
定休日をご確認ください。
(2017年5月現在)
 
大湯温泉の4つの共同浴場は
木曜日に交代で月1回の
定休日を設けているようですね。
 
 
 
やったー!!!
誰もおら~ん!
 
混雑するといわれている
夕方の時間帯に独泉できるなんて
何ともラッキーです!
 
ちなみに
僕が上がった時に
後客が2人入ってきました。
 
ほんとタイミングがよかった!
 
あ、脱衣場には棚しかありません。
貴重品等は持ち込まないように!
 
 
 
はい、荒瀬共同浴場、
無人の浴室です!
 
事前に調べた画像には
カランさえなかったはずですが、
2017年5月の時点では
カランが2カ所設置されています。
 
ただし、シャワーなどはなく
浴槽がひとつあるだけの
共同浴場らしい潔いスタイル。
 
 
 
浴槽は細長い長方形。
 
浴槽に向けて
加水するための蛇口が
2カ所設置されています。
 
僕の入浴時は
加水はされていませんでしたが。
 
あと、
単独の写メを撮り忘れましたが
奥にかけ湯があるのが見えますね。
 
 
 
ケロリン桶が山積みされていました。
 
 
 
お湯の色は無色透明。
 
事前に見た画像はすべて
浴槽の底が石貼りだったのですが、
僕が訪問した2017年5月時点では
浴槽の底が木の板に
リニューアル?されていました。
 
 
 
そして、木の板の隙間から……
 
 
 
気泡と共にポコポコと
源泉が投入されています。
 
一見したところでは
浴槽の下から源泉が湧き出ている
「足元湧出」とも思えるのですが、
実は泉源は別の場所にありますので
「単に浴槽の底から源泉投入している」
ということのようです。
 
 
 
オーバーフローは見られませんでした。
 
循環などはしていないはずですが、
これはどうしたことでしょう?
 
先客が洗面器などで
浴槽からお湯を汲んだせいで
浴槽内のお湯が減ったのかな?
 
 
 
浴槽のサイドに長方形の穴が
3カ所開いていたんですが、
これは一体何の穴なのか?
 
もしかしたら
男湯と女湯は左右対称になっていて、
女湯の浴槽と穴が
つながっているのかも知れませんが
よくわかりません(苦笑)。
 
さて、
いろんな方が
激熱だと口を揃える
浴槽内温度は……
 
 
 
46℃でした。
 
まあ熱いっちゃあ熱いけれども
僕は47℃くらいまでは何とかなるので
入れないこともない(笑)。
 
荒瀬共同浴場は時に47℃くらいに
なっていることもあるらしいので、
先客が加水したのかも知れませんね。
 
 
 
でーい!!!
 
熱いのをガマンしながら
浴槽にデブの身体を沈めると
ようやくお湯が浴槽の縁を越え
オーバーフローし始めました(笑)。
 
浴感は特別な個性はなく、
あっさりサッパリといったところ。
 
 
 
お湯の温度が46℃もある上に
よくあたたまる食塩泉ですから、
肩までつかって3分がギリ!(笑)
 
湯上りは汗がダラダラ流れて
困りましたとさ(苦笑)。