亀川筋湯温泉(別府八湯 亀川温泉)〈薬師様も入浴した?お賽銭で入れる激熱温泉〉@別府市亀川中央町 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。

 
はい、今日もまたまた
2017年4月5日~6日、
「ヘタレと行く!
大分・別府温泉巡りレポ」
の続きを進めていきます。
 
『浜田温泉』を後にして
1日目5日の13湯目に
やって来ましたのは……
 
 
 

赤、緑、黄色と、
カラフルな色彩で彩られた
かわいらしい外観の……
 
 
 
『亀川筋湯温泉』です。
 
ちなみに亀川筋湯温泉には
駐車場がありませんので、
今回へタレはヘタレ号の車内で
ヘタレ路駐&ヘタレ待機です(笑)。
 
ヘタレ路駐&ヘタレ待機とは!
 
狭い道路に不法に路駐した車内に
ヘタレが待機し、
警察や監視員が来たり、または、
交通の妨げになりそうな場合は
ヘラヘラ半笑いで車を動かすという、
セコイ性格のヘタレにぴったりの
実にセコイ必殺技なのである!(爆)
 
しかしながら、
そうはいってもですね。
 
別府の共同浴場は
細い路地にある場合も多く、
そのような浴場には
駐車場がない場合が多いんです。
 
なので、1人で車で回るには
厳しい面があるのも、また事実。
 
今回へタレがこの
ヘタレ路駐&ヘタレ待機を
してくれたおかげて、
1人では回れなかった浴場を
回ることができ、
また、数をこなすことも
できたんです。
 
ヘタレには
感謝しないといけませんね、
いや、マジで。
 
 
 
亀川筋湯温泉の紹介文が書かれた
パネルが設置してありました。
 
「薬師様が入った湯」とは
何だかありがたみがありますね!
 
また、最後の1行に
「心つくしのお賽銭で入浴できます」
とあります。
 
亀川筋湯温泉は
共同浴場だそうですが、
入浴料はいくらと
決まってないんですよ。
 
極端な話、
1円だけでもいいし、
1万円入れてもいいわけです。
 
 
 
入口正面に
薬師如来が祀られており、
その下に「御賽銭箱」が
置いてありました。
 
僕はといえば
共同浴場の一般的な入浴料である
100円を入れておきました。
 
 
 
スタンプが置いてあります。
 
そう、亀川筋湯温泉も
「別府八湯温泉道」の
参加施設のひとつなんです。
(亀川温泉エリア)
 
 
 
なわけで、
「スパポート」にこの日10個目の
スタンプをGETです!
 
でね。
 
実は「亀川筋湯温泉」は
熱いお湯が多い
別府の共同浴場の中でも
「別府一熱い」
ともいわれている温泉。
 
覚悟を決めて
入ってみることにします!(笑)
 
 
 
先客に1人のジジ様がいました。
 
ジジ様がいうには
「今日はぬるい」、と。
 
なんだあ、
せっかく「別府一熱い湯」とは
どれほどまでに熱いのか、
戦々恐々としていたのに
今日はぬるいのかあ……
 
ほっと安心したような、
ちょっと残念なような、
複雑な気持ちです(苦笑)。
 
まあでも、
ジジ様が続けていうには
「夏は熱くて入れん!」
とのこと。
 
やっぱりなあ、
たぶんこのジジ様は
常連なんだろうけども、
6月7月8月くらいの夏は
常連ですら熱くて
入れないお湯なんだね、
亀川筋湯温泉は。
 
 
 
ジジ様が帰った後で
浴場全景を写メりました。
 
棚があるだけの
脱衣場と一体になった
浴場脱衣場一体型スタイル。
 
コンクリート打ち放しの浴槽、
そして浴槽の底は木造りで、
なかなか鄙びた趣があります。
 
おそらくは
新しく塗り直したんでしょう、
パステル調のグリーンの壁が
目に鮮やかですね!
 
亀川筋湯温泉はかつては
「ジモ専」(地元住民専用)の
浴場だったそうで、
現在でもジモ専っぽい
雰囲気が残っています。
 
 
 
飾り気のない
スクエアな浴槽は
2~3人サイズでしょうか、
かなり小ぶりです。
 
あとね。
 
上の写メをよくご覧ください。
 
浴槽に向いた蛇口が
どこにもないでしょう?
 
このことはつまり
「(水の)加水ができない」
ことを意味します。
 
亀川筋湯温泉は
「どれだけお湯が熱かろうが、
水を入れることは不可能」
なわけです。
 
このことこそまさに
「別府一熱い」
といわれることの
ひとつの理由なんだと思います。
 
 
 
備品は洗面器だけ(笑)。
 
 

浴場の隅に
源泉枡がありました。
 
 
 
中はこんな感じ。
 
ここから浴槽に
源泉が投入されています。
 
 
 
浴槽のスリットから
お湯がオーバーフロー
していきます。
 
当たり前すぎて
書くのも馬鹿馬鹿しいんですが、
加水・加温・循環・消毒なしの
完全なる源泉かけ流しです。
 
てか、
別府の共同浴場に
そんな金のかかる設備が
あるわけないし。
 
 
 
源泉投入口の温度は
44.6℃。
 
 
 
浴槽内温度は43.7℃。
 
「別府一熱い」どころか、
別府の共同浴場の中では
むしろぬるいくらいですね(苦笑)。
 
もちろん、この日が
たまたまだったのでしょうが。
 
 
 
お湯の色は無色透明。
 
あ、温泉分析書などは
見当たりませんでしたが、
泉質は単純温泉だそうです。
 
その他の詳細は不明。
 
 
 
湯口付近につかっても
余裕の温度(笑)。
 
 
 
浴感は
さっぱりとした感じでした。
 
まあね、住宅街の中にある
生活温泉ですから、
毎日入るには
このくらいのクセのない泉質が
かえっていいのかも知れません。
 
にしても……
 
今度は夏に来て
「別府一熱い」と評判の
激熱のお湯をぜひ体験したい、
そうも思いましたとさ(笑)。