私たちは幸せになりたいと願うとき、必ず「自分の価値観」を基準にして幸せを獲得します。
美味しい食べ物が好きな人であれば、それを食べれば幸せになる。
テニスが好きな人であれば、テニスをすれば幸せを感じられる。
このように、幸せを感じる気持ちは千差万別、人それぞれで、他人と完全に同じ幸せの基準を持っている人は存在していません。
けれども、この「自分自身の幸せの基準」を失っている人が、最近本当に多く見受けられます。
そして、大変残念なことに、こういった幸せの基準の喪失は、「良い子である」人が陥りがちなんですね。
子供の頃から大人の言うことを聞く、おとなしい子だった。
いつも誰かの顔色を伺いながら、相手の機嫌を損ねないようにしていた。
こういった「良い子」は、子供の頃から他者を基準にして物事を考えているため、自分が何をしたら幸せなのかを知りません。
そして、いつも他者に身をあずけて生きてしまったため、自分自身の生きる基準や価値観も、おろそかにしてしまっているのです。
人と人との引き寄せには、同じ価値観や、同じ基準を持った人との間に起こります。
自分がどう生きて良いのか分からない…という人には、同じように、曖昧で軸のない人が引き寄せられてしまうんですね。
また、曖昧な生き方をしていると、強引で無理矢理侵入してこようとする不適切な男性を引き寄せてしまいます。
本当の自分自身の想いを知り、自分の喜びを知り、自分の大切にしている価値観を知ること。
他者を追いかけて自分を失うのではなく、すべての素晴らしい出会いは、あなた自身を知ることから始まります。
あなたの婚活が失敗する本当の理由⑧へつづく
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