2017年 ニューイヤー駅伝回顧 28位 SGホールディングスグループ | マラソン・駅伝備忘録

2017年 ニューイヤー駅伝回顧 28位 SGホールディングスグループ

    28位 SGホールディングスグループ

    (過去5年間の順位 18位、15位、21位、20位、20位)

 

  1区 松田 佑太(日本体育大) 区間33位(48秒差)

   出場3回目 15年2区28位、16年3区5位

  2区 サイラス・キンゴリ(仙台育英高) 区間29位 32位通過

   初出場

  3区 沖守  怜(國學院大) 区間26位 29位通過

   出場2回目 16年2区39位

  4区 菊池 貴文(国士舘大) 区間24位 27位通過

   出場2回目 15年6区20位

  5区 橋爪  考安(松蔭大) 区間26位 28位通過

   出場4回目 14年3区23位、15年1区15位、16年1区32位

  6区 西澤 俊晃(駒澤大) 区間34位 29位通過

   出場2回目 16年7区13位

  7区 飯沼 健太(平成国際大) 区間22位

   出場7回目 14年4区20位、15年3区25位、16年4区17位

 

            新加入選手

          石橋  安考(東海大)

           林  竜之介(東海大)

          千葉  直輝(滋賀学園高)

 

   毎年日本人の編成ながら、中盤順位を安定して

   確保していたSGH。

   キンゴリ選手の加入で、どれだけ入賞に近づけるのか

   注目していましたが、順位を下げる結果となってしまいました。

   あわや関西の枠減につながる31位以下も迫る

   苦しい展開となりました。

   昨年も山本選手を欠きながら、20位と順位を確保しましたが、

   今年はその粘りも発揮できませんでした。

 

   ニューイヤー本を見返したら、関西予選もチームを

   組むのがギリギリだったということで、チーム状況は

   良くなかったようです。

 

   1区の松田選手で後手を踏んだのがかなり

   痛かったです。

   松田選手であれば、万全なら1区で秒差の上位で

   つないでもおかしくはありません。

 

   2区のキンゴリ選手でも、順位を大きく上げることは

   できませんでした。

   高校駅伝で強くても、インターナショナル区間の1年目では

   中々上位で来れません。

   2区が終わって32位と苦しい展開。

   ただ、昨年は2区終わり36位で20位まで戻したのですが。

 

   全体的に全員が大きく崩れなかったものの、

   力を出し切れなかったという印象です。

   少しずつ各走者が歯車が狂ったままゴールしてしまった

   ようなイメージです。

 

   新エース菊池選手ももうちょっと良く走ってほしかった

   ですし、橋爪選手は万全ではなかったかもしれません。

 

   昨年アンカーで救世主となった西澤選手も

   今年は順位を落としてしまいました。

 

   本来なら4区で走ってほしかった飯沼選手ですが、

   福岡国際マラソン明けで7区に回ったのかなと。

   順位を一つ上げて28位でのゴールとなりました。

 

   部員数も17名と増え、このまま28位という訳には

   いきません。

   まずは関西王者の座を取り戻して、ニューイヤー駅伝では

   入賞を視野に入れてほしいです。

   

   新人も楽しみです。

   石橋選手は、駅伝に強いイメージでさっそく

   主要区間で期待できるかなと思います。

   林選手もメンバー争いには加わり、層が厚くなるでしょう。

   千葉選手は、高校ではトップクラスのようですので、

   大卒の強い選手にどこまで挑んでいけるか。

 

   神奈川大のエース格だった柿原選手辺りにも

   出てきてほしいです。

   4区は飯沼選手か菊池選手で。

   山本選手が脇を固めるようだと、面白くなりそうです。

   木原選手がどこまで力を戻してこれるでしょうか。