2016年 ニューイヤー駅伝回顧 33位 黒崎播磨 | マラソン・駅伝備忘録

2016年 ニューイヤー駅伝回顧 33位 黒崎播磨

 33位 黒崎播磨
  (過去5年間の順位 不、32位、31位、33位、24位)
 
 1区 吉元 真司(城西大) 区間21位(12秒差)
  出場3回目 14年1区28位、15年3区13位
 2区 メラク・アベラ 区間19位 18位通過
  出場4回目 13年2区21位、14年2区14位、15年2区17位
 3区 平田 啓介(城西大) 区間43位 41位通過
  初出場
 4区 園田 隼(上武大) 区間22位 33位通過
  出場3回目 13年4区35位、14年4区35位
 5区 金子 幸司(城西大) 区間22位 34位通過
  出場4回目 13年3区15位、14年3区32位、15年4区28位
 6区 中原  薫(山梨学院大) 区間34位 33位通過
  出場3回目 12年3区37位、14年7区32位
 7区 坪内 淳一(美祢工業高) 区間25位
  出場5回目 13年5区35位、14年6区34位、15年6区27位

    新加入選手
  小西 祐也(トヨタ自動車九州)
  川元 涼央(高川学園高)
  徳田 昌哉(宮崎日大高)
  ヒコ・トノサ

 11月3日からニューイヤー駅伝予選が始まるので、
 それまでに回顧を終え、3日以降は予選の振り返りを
 しながら、2017年本大会の展望をしていきたいです。

 黒崎播磨は、いいチームになってきていると思います。
 大卒の選手が入社後どんどん力を付けてきているという
 印象です。
 特に、吉元、園田選手は強くなってきています。
 澁谷体制になってから、着実に良くなっていると思います。
 2017年本大会躍進チームの候補だと思っています。

 1区の吉元選手はいいスタートを切りました。
 ここまで強くなったのは凄いです。

 2区のアベラ選手は、年々区間順位を下げているので
 3月に契約満了になるようでしたが、別大の
 好走で日本に残りました。
 トノサ選手と2区を争います。
 トノサ選手とはそんなに差はないので、
 どっちが走るかわかりません。

 3区は区間最下位でアクシデントといえるでしょう。
 ご存知の通り、平田選手は城西大では箱根山下り6区で
 好走した選手です。
 力を出せば当然区間最下位ということはありえません。
 2017年のリベンジに期待したいです。

 3区通過41位と非常に苦しい結果となりましたが、
 4区以降しっかり走っているのも好印象です。

 4区園田選手は最低これくらい走ってくれないと
 いけない選手かなと思います。

 5区金子選手も区間22位と頑張っています。
 金子選手は箱根駅伝走れなかった選手です。
 ニューイヤー駅伝は13年以降毎年走っていますから
 実業団で成功しているといえると思います。

 7区の坪内選手は、カネボウからの移籍。
 カネボウ移籍後毎年ニューイヤー駅伝を
 走っています。
 マラソンの記録も伸ばしていますし、
 陸上の移籍でこれほど上手くいっているのは
 中々ないと思います。
 
 個々を見ると着実に力をつけてきているので、
 来年は一気に20位台前半から10位台を狙ってほしいです。
 
 トヨタ自動車九州から移籍の小西選手が
 どこまで力を戻してくるのか。
 澁谷監督の手腕に期待したいです。

 あえて黒崎播磨に要望を出すなら、
 2015年から高卒の叩き上げの選手を
 獲得しています。
 来年の本大会には、その中から1人か2人を
 レギュラーで起用できるようになってほしいです。
 澁谷監督が目指しているのは、トヨタ自動車九州
 もしくは防府時代の鐘紡のようなチームなのかと
 妄想しています。