2016年 ニューイヤー駅伝回顧 29位 JR東日本 | マラソン・駅伝備忘録

2016年 ニューイヤー駅伝回顧 29位 JR東日本

 29位 JR東日本
  (過去5年間の順位 29位、25位、16位、16位、14位)

 1区 加藤 光(日本体育大) 区間26位(21秒差)
  初出場
 2区 高谷 将弘(国士舘大) 区間33位 32位通過
  出場5回目 11年1区23位、14年2区24位、15年2区24位
 3区 横山 拓也(青山学院大) 区間26位 31位通過
  初出場
 4区 大橋 秀星(専修大) 区間37位 35位通過
  出場3回目 14年1区4位、15年7区13位
 5区 黒川 翔矢(駒澤大) 区間13位 30位通過
  初出場
 6区 斉藤 翔太(専修大) 区間23位 29位通過
  初出場
 7区 長谷川 清勝(順天堂大) 区間19位
  出場8回目 13年4区22位、14年7区6位、15年5区12位

     新加入選手
  荻野 真之介(日本大)
  廣川 倖暉(国学院大)
  大隅 裕介(大東文化大)
  有井  渉(法政大)
  其田 健也(駒澤大)

  毎年順位を上げていたJR東日本ですが、
  29位と振るわない結果となりました。
  出場枠減となる31位以下に落ちなかったことだけが
  救いといえるのではないでしょうか。

  堂本、五ケ谷選手が欠場したのは大きかったです。
  3区、4区で区間上位が期待できる2人のエースが
  走れないのはさすがに厳しいです。
  2年目の寺田選手も走れませんでした。
  区間配置も玉突き気味となり、2区予定のはずの
  加藤選手が1区、6区か7区だったはずの高谷選手が
  2区。
  1区、7区で実績を残してきた大橋選手が4区と
  いうことで、苦しい配置となっております。

  1区はまずまずのスタートだったのですが、
  2区の高谷選手が過去2年ほど走れず、
  3区は横山選手が頑張りましたが、区間26位で
  ここまで31位。
  
  マラソンランナーが多いJRが4区に配置したのは
  この時点ではマラソンを走っていない大橋選手。
  過去2年好走していたのもあって起用したのかもしれませんが、
  苦しさがうかがえます。
  区間37位で35位まで落ちましたが、適性区間で
  無いような気がするので、致し方ないとも感じます。
  大橋選手は新興実業団ラフィネに移籍しています。

  4区が終わって35位。31位以下が現実味を
  帯びる中、新人の黒川選手が危機を救いました。
  ここで一気に30位まで順位を上げます。
  来年以降も主力として期待できそうです。

  6区、7区はしっかり走りなんとか29位で
  ゴールとなりました。
  
  JRほど選手が多くても、エースが複数欠場すると
  駅伝をするのもやっとというところまで
  落ちてしまいます。
 
  今年度は5人の新人が加入しております。
  いずれも箱根駅伝を走った実績のある選手ですので、 
  この中から2名か3名ほどメンバー入りを 
  果たしてほしいです。

  部員も多く、充実していますので、堂本、五ケ谷
  選手がしっかり走り、ベストオーダーが組めれば、
  一気に入賞近くまで順位を上げてくる可能性があります。
  まずは予選で新人がどのぐらい走るのか注目したいです。