どうも魚屋兼ファイナンシャルプランナー兼投資家の森田です
出典:ダイヤモンド社【FIRE】早期リタイアを目指すなら年収よりも貯蓄率を重視すべき理由
皆さんはこのグラフをご存じですか?すでに1年以上前に話題になったのですが、以下の本の著者であるクリスティーシェン氏がダイヤモンド社で記事を出した時に出てきたグラフです。【FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド】
多くの方は年収によって経済的な不安の解消を目指しますが、実は年収は経済的な不安の解消には大きな影響を及ぼさないことがわかる結果となっています。
グラフの見方として「年収」はどこにも出てきません。
あるのは
横軸:貯蓄率(年収に対する貯蓄の割合)
縦軸:時間
線グラフ:各貯蓄率に対してFIRE(経済的早期リタイア)を手にするまでの時間
*貯蓄に回したお金を投資したとして、その利回りがずっと続いたらと仮定
例えば縦軸40年の横にある点は貯蓄率5%で積立投資をして、それが年利10%運用された場合にFIREできる年数であることを意味します。
まぁ40年後がFIREですか?って聞かれた違いますけどね。
このグラフは非常に興味深い点があります。
それは貯蓄率が高くなると利回りとか関係なくなることです。
例えば貯蓄率60%の場合、利回りが1%でも15年程度でFIREできることになります。
もちろん貯蓄率60%は一般的な収入では厳しいですが、ある程度高めることは可能なはずです。
逆に自分の貯蓄率が低すぎる場合は、経済的な自由を選択することは出来ません。つまり生活のために働き続けることを選択していることと等しいと思えばいいだけです。
どちらも自分の人生ですので、程よいバランスの中で今の生活の選択と将来の生活の選択を行えばいいと思います。