イデコ、積立金に対しての経費を利回りで考える | 見た目部長のお金の不安は簡単に減らせる^^

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2018年3月に11年勤めた大手企業を卒業。
商品ではなく、考え方を中心に将来とお金に対してどのように考えればいいのかをお伝えしていきます。

どうも魚屋兼ファイナンシャルプランナー兼投資家の森田です。

 

世の中的にはかなり好感触を得ているイデコですが、その理由は主に節税の話が浸透してきたからではないでしょうか。しかしそこにだけ意識を向けられている方が非常に多いような気もします。

これは推進している金融機関やFPなどもそこをメリットとして最大限に押しているために他の部分が考慮されにくい状態になっているからかもしれません。

 

そこで少し冷静になって考えて欲しいことが2点ありますが、その1つが今回のテーマである経費です。

何かをスタートする時にどこかのシステムを活用するのであれば費用がかかるのは当たり前ですが、それはこのイデコでも同じようにかかります。

実際にいくらかかるかはお使いになる金融機関によって異なりますが、基本的には業界最安値でしか見ておりませんので、経費が高い金融機関は検討しません。

 

では、どの金融機関を活用した方が経費が安いかですが、基本的にはネット系証券会社を活用されるとそんなに問題はないと思います。

その中で経費にだけフォーカスした場合ですが、固有名詞は検索されればすぐに出てきますが、まずはスタートする時の初期費用は2777円。お金を出している時の月のランニングは164円。これが業界的な最低額であり、この2つが必要になります。

 

初期費用は最初だけなので割愛しますが、問題は毎月かかる164円が積立金に対してどれくらいの割合になっているかです。

 

例えば毎月の掛け金が5000円、10000円、20000円の3つで見た場合

経費率は5000円→3.28%

10000円→1.64%

20000円→0.82%

 

例えば月に5000円積み立てている人の運用成果が年利3%だったとします。

そこだけ聞くと増えているような感じもしますが、実は3%増える前に、3.28%引かれてますので、元本割れすることになります。

金融機関によっては月のコストが164円になりますのでこれ以上の運用があって初めて利益が出ることになります。

イデコは利益があるかどうかは関係なく課税されることもありますのでそこも注意が必要がです。