少子高齢化が叫ばれてもう40年以上経ってるのに、選挙の論点にはならないのが大きな問題。
税収約50兆円の中で社会保障費に費やされている税金が約40兆円強。 国家予算約100兆円やから、実に約半分弱が社会保障への予算になる。ちなみに国家予算第二位は借金の支払いで、25兆円程度やったかな。 収入50兆円、借金50兆円、総額100兆円の予算のうち、社会保障と借金返済で65兆円ぐらいあるってもはや、首つらなあかんぐらいの火の車やで。
社会保障に焦点を戻す。
本来、年金も医療費も介護費も、社会保障費に関しては国民は払っとるのに、なぜ血税が40兆円も投入されるのか。
簡単なことで、「足りないから」。
年金の支払いや、国保社保の支払いで今の高齢化社会を支えられていないから、足りないから税金を毎年毎年40兆円も支払うわけで、これが毎年1兆円ずつ支払が増える見込みなのが超やっかい。
なんやねん。
社保も年金も払ってるのに、それ以上にまた税金取られて少子高齢化社会を支える。
頑張って頑張って汗水たらして稼いだところで国から「お金足りませんよ~」って言われて徴収される。
しかも消費税まで。 消費税を社会保障に使ってない部分が大きい癖に、変な大義持ちかけやがって。
僕の年では社会保障費を生涯支払う金額と受け取るメリットの金額はマイナス800万円。 まぁ、しゃないか。 日本の先人の方々が一生懸命素晴らしい国?を作ってくれたわけで、まぁ何でもできる国やし仕方ないだろう。
しかし、息子にいたってはマイナス約3600万円ぐらいの支払い損が出る。
そして息子は選挙権を持っていない。
息子からしたら、おい!何のために生まれて、何のために生きていくんや! 稼いだ金額全部国に持っていかれて、じいちゃんばあちゃん支える必要あるからって言われて泣く泣く夢もない世界へ突入してくださいって言われるのか?って感じ。 今回の選挙投票させろ!赤ちゃんにも投票させろ!でもわからんか。投票せーへんか。
そう。 負担は未来の世代に急増する。
まぁ、言わばツケの先送り、未来への押し付けをずっとこの40年間先人の人達もやってきたわけだ。
目先の自分自分に目がくらみ、先の全体を考えてこなかった国民のツケだ。
国民のツケだと言えば格好いいが、このツケは息子や孫が支払う代償なのだ。
何も悪いことせんと、おぎゃ~って夢見て一生懸命生まれてくるんやけどね。
ここ、なんで選挙の争点にしようとする社会的風潮が生まれないのか?
立候補者は言わないだろう。 投票層が高齢者にだいぶ偏ってるから、そんな高齢者に損になることは言わない。
もうね、社会がアホです。
高齢者は支えなければならないでしょう。そんな急に転換できる政治社会システムでもないし。
でもね、子供たち、未来に投資しない、未来に夢持たせられない国は当然未来は無いでしょう。
これからどないすんねん。
これから飛躍する国にしたいのか。
ほなら、今の社会保障が大きなネックになっていると言わざるを得ない。
これは抜本的に改革せなあかんのじゃい!
社会保障とは、年金、医療、介護、生活保護でほぼ構成される。
さぁ、どないする。
策はいくらでもある。
ただ、既得権益がある業界。
さぁ、誰かメス入れんかね。
僕は僕でできることやるけど、こんな僕みたいなちっぽけな人間でも色んな圧力感じますわ。
一人一人が考えて行動をしていかなければなりまへ。
あ~、普通に屁こいて寝たいわ。