復興予算(調べもの) | 富山よしのぶオフィシャルブログ

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平成24年度の東日本大震災復興予算額は9兆7402億円。 まぁ巨大予算。

この中で執行額は6兆3131億円。 執行の部分でうち被災地に行っている部分はどれぐらいか調べたが僕の調べではちょっと出てこない。 もちょっと時間必要。

未執行額は3兆4270億円で、そのうち2兆2030億円は25年度に繰り越し。 そう、今年繰り越し。

1兆2240億円は不用となっている。 不用額は26年度までに復興特会に繰り入れられ、復旧・復興事業や復興債の償還に充てられると説明された。

ちなみに特会とは特別会計。 中身が見えない特別な会計。

念のため24年度の特会歳入額は5兆222億円。 支出は3兆1522億円。 ここでも余剰金とやらが1兆8700億円出ている。

余剰金は特会に関する法律の規定によると翌年度の歳入に繰り入れることとしている。

復興のためではなく一般予算に変わる。

24年度の予算の中で目に付くのは、被災者支援の項目の中の生活支援という予算の執行率が56%で不用率が44%となっている。 ハードの政策だけで生活再建などのソフトに予算が執行されていないことがわかる。

政策が生活再建と合致していないのと、決めたことを実行できる人材難が大きな原因と思われる。

中でも大きな金額として、「被災者生活再建支援金」という予算があるが、これが1401億円執行されず、不用とされている。

理由として「震災直後の被災状況を基に十分な予算措置を行ったが、住宅の解体が遅れている等のため」とされている。

ん?家が解体されないと、生活再建支援金というやつは執行されないのか?

いずれにしてもちょっとおおまか過ぎる数字やな。

もう少し具体的に見てみよう。

でも、重箱の隅つついても意味ないのかな。

政治家には動いてもらいたいが、動いたところで・・・。

あかん、政治不信というよりかは・・・。

色んな問題多すぎるなぁ。