東北復興へ向けてのキーワード | 富山よしのぶオフィシャルブログ

富山よしのぶオフィシャルブログ

富山よしのぶオフィシャルブログ

昨夜、東北復興に向けての会議を行った。

色々あるが、外から入り復興のお手伝いをする人達、あるいは政府行政は以下のことを実行すべきだ。

1. 被災地中心であること:

自分たちがこれやりたい!あるいは復興とはこうすればいい!とか机上で鉛筆舐め舐めでは駄目である。

当たり前だが、被災地の現状をつぶさに見て回り、歩いて被災者の声を聴き、対話して、被災地に必要な復興は何かを理解してそれを実行する。

当たり前のことに聞こえるかも知れないが、その当たり前が復興政策やボランティア団体やNPOなどに大いに欠けている。

びっくりするが、被災地中心で物事を見れる人達が日本に少ないのかもしれない。


2. 掲げる目的の追求:

見事にぶれる人が多い。 ぶれにぶれまくる。

目的が被災地の復興から見事にお金をもらうことにすり替わる。

復興利権がまさにそうだ。 地元の政治家は口利きが仕事だからそもそもぶれている。

助成金確保と票集めのための復興になる。

一部の集票力のある団体や組織に東北復興はぶれにぶれまくる。

被災者で本当の生活弱者には復興予算は全く行き届かない。 上でただ銭もらうやつらが政治的な繋がりでもらう人達がたくさんたくさん。

おまけに天下り先なんて作られた時には。

おまけに、予算を省庁の利益、すなわち省益に使われ、全国に復興予算がばらまかれ、他府県で天下り組織を作られてしまう始末。

結局その復興予算を捻出するのは未来の子ども達に課せられる税金。

今の人達ではない。

アホ民族ジャパン。 若者も声を上げない。 知らぬ存ぜぬ。

ボランティア団体もNPOも結局助成金が目当ての事業となり、公的機関が考えた被災地のニーズに合っていない事業項目に合わせて意味のない事業を展開するばかり。

復興ではない。

金の亡者が集中する東北。

真面目に、本当に支援活動や復興のためにがんばる人が馬鹿を見る国。

あきまへ。


3. マイナストークをしない:

まぁ、東北の復興にはマイナストークがつきものだ。 一般レベルで。

金の亡者が沢山いるため、そうではないかと思われる人達が沢山いる。

本人に意志確認すればわかるものを本人がいない場所で悪口や誹謗中傷。

本当に復興のために動いている人達に対して「実は裏があるんじゃないか?金儲けじゃないの?」と疑う。

自分がやましい人ほど、人のマイナストークをし、噂を広げる。

それがまるで事実のようになり、いい人達が去っていく。

これはね、損失ですよ。

本当に。

結局、マイナストークが蔓延するところは復興の進み具合が遅いだけではなく、復興の兆しさえ見えない。

困窮するのはいつも生活弱者。

これどうなんやろ。

東北復興は実は日本の縮図である。

日本全体でこのような事が起きている。

東北復興や日本再建に必要なのは、実は日本人自身の改革である。

利他的な公益を考えた個人の存在。 目的追求からぶれない人間力。 そして妬み羨みから来るマイナストークをせず、人を育てる環境作りをする社会作り。

昔の日本にはあったような。

大事なものを忘れ、変な価値観を普遍化した国。

戦後教育が間違っていたことを認め、ただして行かなくてはならない。

戦勝国にとっては骨抜きジャパンにすることは見事に成功したことになる。

そんな半世紀プランを覆す。 日本の自主的な再生プロジェクトに勝手ながら取り組んでいこうと思う。