ボケボケ | 富山よしのぶオフィシャルブログ

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今日は久しぶりに朝から上中里幼稚園に。



去年までうちの息子がいた幼稚園だ。



きょうは吉本の先輩芸人アップダウンさんがやっている

食育戦隊ヒーローショー「ぬかづけマン」のお手伝いに行った。



ぬかづけや野菜を食べないと悪の手先ゲロゲロ団に

子ども達が襲われてしまうという設定で、

子ども達が「好き嫌いしないで野菜を食べる~」って言うと


ぬかづけマンがパワーアップして悪のゲロゲロ団を倒すという

ヒーローショー。



僕は「ビタミン仮面」というぬかづけマンがゲロゲロ団に負けそうになっている時に助けに出ていって、ビタミンの力でぬかづけマンを蘇らせるという大役をもらった。



富山よしのぶ (日本維新の会)のブログ




実は今回でビタミン仮面をやるのは三回目。 


去年はさんざんな結果だった。 登場で出とちり、

その上舞台裏のカーテンから飛び出したと思えば、

まだ戦っているぬかづけマンを踏みつけてしまい、バランスを失って、


必殺技のビタミンパウダー

(手の中にパーティークラッカーみたいな紙テープのちっちゃいやつがたくさんあって投げるとクモの巣のように広がってビームのように相手をやっつけているようにみえるパーティーグッズを使った武器)


が転げ落ち、技を披露する前に既に紙テープの「パウダー」が捲き散らかされている始末。


その上、テンぱって台詞が出ないし、まぁさんざんだった。








今日その一年前のトラウマが蘇った。







そもそも当日に合わせるのであまりにも流れを把握していない。


リーダーのアップダウン竹森さんにリハーサルをお願いし、リハをやった。


先ず、出とちり。 出る前に音楽がなるのだが、そもそもそれを知らなかった。

音楽がなる前に飛び出してしまい、出るタイミングがアウト。 

でも、去年の失敗を二度としないように、ビタミンパウダーが転げ落ちないようにしっかりと握りしめて登場。 


ここは無難に過ごした。


台詞も上場。 演技も肩に力を入れずにまぁまぁ。


子ども達に「にんじんも食べる?ピーマンも食べる?」と聞き、


「ぬかづけマン、これで大丈夫だパワーアップするよ!」と子ども達の声援を受けたぬかづけマンは力がみなぎってくるという流れ。



そこまで終わり、





肩の荷が下りた。





本来、その後、僕が台詞で「ぬかづけマン!ビタミンチャージだ! ぬかづけを食べて栄養をつけるんだ!ビタミンチャ~ジ!」と言って僕がぬか漬けをぬかづけマンに食べさせるという一番大事な部分があった。


ところが、僕は役目が終わったと思い、ホッと肩をなで下ろしていたの

で、ビタミンチャージの事はすっかり頭から離れていた。



リハーサルの中では、子ども達の声援を受ける体で、ぬかづけマンが「パワーアップしてきた~」と言ったが、僕がなかなかビタミンチャージをしないので、ぬかづけマンふんする竹森さんが「ビタミンチャージだ!」と



僕の顔を見て助け船を出してくれた。



ところが僕はもう役目が終わっていると思っていたので、


竹森さんが僕の顔を見て「ビタミンチャージだ!」と言った意味がわからなかった。





僕は竹森さんが「ビタミンチャージだ!」と僕の顔を見て言うので、きょと


んとした顔で「び、ビタミンチャージ??」と竹森さんに言い返した。

みんな笑い転げた。 ゲロゲロ団のボスのアップダウン阿部さんが「初

めて聞いた言葉みたいな顔すんじゃね~よ!」と。



リハーサルでこんなけうけるとさすがに緊張はほぐれる。




本番前、舞台裏で一生懸命練習して、本番にのぞんだ。


本番は子ども達がめちゃくちゃウケている。


ぬかづけまんのピンチがやってくる。 僕の登場だ。

音楽がなり、リハーサル通りに失敗無く登場。 「ビタミン仮面!」と格好付けて登場し、ゲロゲロ団に対して、必殺技のビタミンパウダーだ。


今回は転げ落ちないようにしっかりと握りしめた。 


ビタミンパウダーを投げた。


なぜかクモの巣みたいに広がる前に、握りしめ過ぎていたせいか玉とな


ってゲロゲロ団3人の頭の上を物質が通り過ぎていった・・・。




ううっ。 なんじゃこりゃ。



なんのこっちゃわからない。 



やっぱり最初出鼻くじかれると後は覚えていない。



みんなその後は大丈夫だったよと言ってくれたが、

心は2年連続で折れる。


 凹む。



しかし、ショーの後、子ども達と遊んでご飯食べて。


子ども達は全力だ。 保育士さんは大変だなぁとつくづく感心。

子ども達と触れあって心の折れ具合は完全復活した。




これすごいな。 実は子ども達と触れあうって心の傷を癒す効果があるんじゃないかな?




毎日なら心が折れるか。

そんなこと思いながら筋肉痛になっていることが階段を登るときに判明した。



子ども育てるのって、身を削ることなんやなぁとつくづく感じた。