ここ最近、とてもマニアックな内容のブログになってますが、今回も更に
マニアックですので、引いてしまう方・・・おられると思います(^^ゞ
すいません・・・
話は変わりますが、今日の岡山は35℃ι(´Д`υ)アツィー 7月の前半
でこの暑さなので、これはもう今夏は酷暑決定かと思います。
そして旧車にとっても厳しい暑さ・・・全国各地で旧車の水難事故など、
多発しそうですね・・・ホースが破れてとか、キャップが破裂したりの
オーバーヒート シャレになりません・・・
そんな事故が我が身に起こらないように祈るばかりです。
と言っても、我が家のガレージは空車のままですけど・・・
124はまだ車検整備中で整備工場にあります。
そして、RX-8の後継機については、そろそろ納車かって思ってましたが、
どうもATのセッティングが上手く行ったと思ったら、今度はエンジンの
セッティングが微妙にズレたらしく、再調整が必要になり、もう少し時間が
かかりそうです。それからオドメーターが故障したらしく、修理するか、交換
するかってことみたいです。走り込んでトラブルが出て良かったと思うべき
なんでしょうね(^^ゞ
そしセッティングを煮詰めて、最高の出来を狙ってくれてるのはありがたい
ことです。適当にお茶を濁して納車する業者が多い中、多少遅くなっても
ありがたいことだと思います。
6/8のブログで謎のパーツってことで紹介した中身はこれです。
ニイベさんという500Eに乗ってる方が考案された、通称NIIBEパン
と呼ばれているATFパンです。
素材はアルミで、フィンも付いているので、ATFを冷やす能力が高く、
ATの保護や、水温の上昇を抑える効果があります。
ATFの油温上昇はATの寿命を縮めるわけなので、このような超マニアック
なパーツを手に入れました。
表面はこんな感じで、きれいなアルミフィンが付いてます。
それに、ガスケットやガスケットを固定させるワセリンも付属しています。
このATFパン、去年の春に手に入れて熟成させておりました。
スピードジャパンさんで500E E500用として販売されていた物なんですが、
私の320Eと500Eはミッションが722.3で同じなので、装着できるんですね。
ということなので、去年スピードジャパンに問い合わせてみると、在庫なし
で再生産の予定もないとのこと・・・でもヤフオクで見かけましたよって
教えていただいたので、チェックしてみると、未使用品を発見しました。
価格もそんなに高価でもなかったので、落札しました。
そして1年以上経過して、ようやく日の目を見るって感じです。
ここからは整備工場からいただいた画像を使用させていただきます。
まずはATFを抜き取ってます。
続いてトルコンからも抜いてます。
取り付け面の歪みを確認しています。
まったく歪み無しでほっとしました。歪んでるとオイルが漏れますから・・・
その前に修正ってことになるとは思いますが(^^ゞ
フィルターを取り外します。
こちらは純正品がまだ供給されています。
オイルパン側にも歪みはまったくありませんでした。
ワセリンを使って、ガスケットを取り付けてます。
続いて、ジャッキを使って水平にオイルパンを取り付けます。
オイルパンのボルト穴やフィルターのネジ穴もタップでゴミをさらってます。
もう完璧ですね。
純正のオイルパンとは締め付けトルクが違います。
6.2Nmと緩い力での締め付けです。素材がアルミなので、適当だとまずい
です。
ドレンボルトも新品のシールリングを使って確実に締めます。
ほぼ完成ですね。そしてこれ・・・冷えそうです。
冬場はどうするのか?ATFが冷えすぎると変速ショックが大きくなります・・・
でも、冬は冷却ファンが回る温度を高くして、ラジエターでATFを
温めます。ラジエターにATクーラーが付いてますが、冬は
ATヒーターですね(;・∀・)
そして問題発覚・・・
純正のオイルパンにはステーが共締めされていて、スピードメーターケーブル
などを固定しているのですが、NIIBEパンにはありません・・・
なので、別の箇所にステーを製作して取り付けてもらいます。
ちょうど良いネジ穴があったらしく、ご提案いただきました。
これは助かりました。
そんなことで少し時間はかかってますが、124の整備作業も順調に進んでます。
よくよく考えてみると、やはり自分は純正仕様に満足できない人間
なんですね(^^; 320Eに500E用のATFパンを付けようなんて考える人・・・
たぶんいませんから
ということで、今回はここまでです。
それでは~