先週、リビルトパーツのコア返却品が届いたってブログに書きましたが、
中身はジムニーのセルモーターでした。最近はスターターモーターって
言う人も居られますが、私の年代はセルモーターなんです(゚Д゚;)
それで、コア返却は10日以内にお願いしますと記載されていたので、
早って思いながらも先日、交換作業をやりました。
別に壊れてるわけではないのですが、7月の車検の際に、セルの音から
すると、そろそろ逝くかも知れないと車屋さんに言われていたので、
予防整備としてやることしました。うーんでも、最初からこんな音して
いて、特に異常は感じなかったわけなんですが、車屋さんからすると
くたびれているのでしょうね・・・
作業自体は、ボルト2本とバッテリーからのケーブルとカプラー、アース線
を外せば交換できるわけなんですが、何しろ狭くてスペースの無い
場所にあるので、慣れていない素人にとっては、それなりに面倒
でした たぶん最初で最後の交換作業、学習効果は生かせません・・・
まぁ年齢的に忘れますがね・・・
リビルトパーツの中身はジムニーのセルモーターでした。
これ、案外重いです。3キロぐらいはあるかな。
1年1万キロの保証が付いているので、これは安心です。
お値段は約12000円でした。
DIYでやれば工賃かからないので、割と安いです。
まずはボンネットを大きく開けます。
ベンツはボンネットが90度に開くぞ~っすごいって聞きますが、ジムニーは
それ以上に開きます。120度ぐらいかな(^^;
セルモーターの位置とボルトを確認しましたが・・・手持ちの工具では
入らなさそう(;^ω^) ボルトが12ミリなのが痛い・・・
アストロへ行って工具を買ってきました。
ロングの平ラチェットとロングのストレートメガネです。
これがあればなんとかなりそうかな・・・
まずはバッテリーのマイナスを外します。
この時、端子を金属に触れさせないように、洗濯ばさみ的な物で固定します。
これ、DIY派にとっては大事です。
バッテリーのプラスから伸びているケーブルを外します。これは12ミリ
のナットで止まっています。
それからカプラーを外します。これは引き抜くだけです。
やっかいな箇所にボルトがあります。
しかもボルトナットで止まってるので、そこそこ大変・・・ここでは12ミリの
平ラチェットが役に立ちます。
もう一箇所、下側のボルトナットは、下に潜って作業します。
まずは下からボルト部分を普通のラチェットかメガネレンチで固定して、
上から、ナットを回して外しました。
これだけのボルトナットで止まっていました。
摘出したセルモーターです。
29年間、222000キロ頑張ってくれました。
リビルト品と並べてみました。
やはりそこそこ摩耗してますね(;・∀・)
リビルト品はとてもきれいでギアもピカピカです。
セルモーターを取り外すとフライホイールが見えます。
ここにモーターのギアがかみ合わさってエンジンがかかります。
使った工具たちです。
今回はロングの12ミリを追加で購入してしまいました。
5000円弱・・・
新しいセルモーターの取り付け完了です。
取り付け方は先に上側を仮止めして、下側を取り付けし、最後に
上側を本締めしました。上側の仮止めせずに下側を本締めしてしまうと
、上側が浮いてしまうので注意が必要です。
そしてこの後、セルを回すと、音が全然違います!!
以前はきゅるきゅるきゅるって感じでエンジンがかかっていたのですが、
交換後は、にゅるる~と軽く回ってかかります。
もう、現代の新車のようです。やはり交換して良かったです。
「パーツを交換さえすれば新車に戻る!!」どこかで聞いたセリフだな・・・
とにかく、これで路上ストップのリスクが減りました(^^;)
ただいま222000キロ、もうセルモーターを取り替えることはないと
思われます。
とにかくジムニーは丈夫で元気です。
パーツも安くてまだまだありますから、手軽な旧車ではないでしょうか(^^;)
それでは~