ベンツW124 ウォーターラインの洗浄 前編 | 車好きおやじのスローライフ・・・

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岡山県に暮らす車好きおやじが、愛車のベンツW124やJA11ジムニー、それからRX-8に関することなど、書き連ねています。

先日124のウォーターラインの洗浄作業をやったので、その様子を

少し詳しく書き残しておこうと思います。

まぁ様子というか顛末でしょうか・・・

そもそもウォーターラインとはどこなの?ということですが、まずは

ラジエター、それからエンジンのシリンダーブロック内、サーモスタット、

ヒーターコアということになります。

それでなぜ洗浄なの?? ですが、ある日ラジエターサブタンクに水垢?

いや湯垢がべっとり貼りついたようになっているのを発見・・・

ラジエターに関しては5月に新品交換しているし・・・

サブタンクもその時同時交換してるし・・・

その際、業者さんにウォーターラインを純水を使って洗浄

してもらったはずだし・・・

たぶん・・・水を流して洗浄しただけなので、

シリンダーブロック内の湯垢は残ったままだったのでしょうね(;^ω^)

お風呂掃除でも、水を流しただけではきれいにならないし、バスクリン

などの洗剤を使ってきれいにしますから、水を流すだけでは変化なしって

ことなんでしょう。

それで今回は、洗浄剤を使ってやってみることにしました。

このような作業・・・業者さんに頼めないし、DIYでやるしかないんですよね(;・∀・)

今回初めての作業だったので、要領がわからず時間かかったり、

そこそこ苦戦しました滝汗

反省点も多々あるので、次回に生かそうと思います。

次回があるのかはわかりませんが(^^ゞ

 

 

 

まずはラジエターから冷却水を抜きます。

何回目だろう・・・とにかく今年はよく抜きました(;・∀・)

ラジエターからは4.5ℓ抜けました。

9ℓ入ってるので、半分しか抜けてません・・・

 

 

サブタンクにヘドロみたいな湯垢が貼りついてます。

徐々にひどくなってきたので、ウォーターラインに湯垢が貼りついている

のは決定のようです。

前のサブタンクはもっと酷かったし・・・

この影響で水温が高いのかも知れないですね(゚Д゚;)

水温対策を始めた当初から気になっていたのですが、業者さんに洗浄

してもらったから大丈夫だろう、それに作業が面倒なので、見て見ぬふり

してました・・・

 

 

まだ4.5ℓしか抜けてないので、シリンダーブロックからも抜いていきます。

まずは下に潜ってアクセスしてみます。

リペアマニュアルによると、赤丸がドレンです。

ここにホースを差し込んで、ボルトを緩めようとしましたが、なかなか手が入り

にくくて、ホースが装着できません(^^ゞ

この作業、初めてなので苦戦してます・・・

 

 

下からではアクセスしづらいので、上からシリンダーブロックのドレンを

目指します。そのためにはエアクリーナーボックスや遮熱版を外さないと

ならないので、これはこれで大変です。

エキマニの裏にあるはずですが、上からでは良く見えません。

 

 

これは上からの画像です。

エキマニが邪魔で、工具が入りません。それに見えにくい・・・

これは首振りソケットが必要かも・・・

それにホースも装着できません・・・

 

 

結局また下に潜ってメガネレンチでドレンボルトを緩めました。

ホースを付けてないので、びしゃびしゃっとなりましたが、なんとか

冷却水が抜けてます。

その後エアクリーナーボックスとかを元通りにするのとか面倒でした。

でもこの後、またこのドレンから水を抜かないとならないので、下から

の方が良かった気がします。

 

 

シリンダーブロック内からは2.5ℓ抜けました。

ここは大きめの容器を用意しておいて良かったです。

バケツだったらこぼしてました。

 

 

結局抜けたのは7ℓ・・・

あと2ℓは残ったことになります。ヒーターコアやウォーターポンプ内に

滞留しているものと思われます。

 

 

次に古い冷却水を全量抜くため、水道水で洗浄していきます。

洗浄剤の説明書に全量抜くように書いてあったので、面倒ですが、

やるしかないです。

この作業案外大変です。

リペアマニュアルによると、アッパーロアホースの両方、それからサーモスタット

も外して、ラジエターとシリンダーブロック内を別々に洗浄するように書かれて

ます。

が、ホースを外すと、その後水漏れの心配があるので、その方法はとらずに

やってます。

 

 

まずはサブタンクから水道水を流して、ドレンから抜き、ラジエターを

きれいにします。

それからエンジンをかけて水温を上げて、水を循環させながら、

ラジエタードレンから水を抜いていきます。

 

 

水を入れるにはこんな容器で入れましたが、ホースをサブタンクに突っ込

んでもよさそうです。

 

 

ある程度温まったらヒーターに水を回していきます。

温度を最高にしたら、水の音が聞こえましたので、風量を最大とかに

しなくても良い気がします。

 

外気温31℃でヒーター全開にしてます。

水温は90℃を少し超えたあたりで、これ以上は上がりません。

ちなみに79℃開弁のローテンプサーモスタットを付けてます。

なので、サーモスタットが開いて水が循環しているはずです。

 

 

ほぼ透明になったのでいったんエンジンを切って、水を貯めて1時間置いて、

また抜くとこんな感じでまだきれいになりません(;・∀・)

やはりサーモスタットを外した方が良いのか??

それともホースを外すべきなのか・・・

それでも何回か貯めて抜いてを繰り返して透明になったので、このまま進めます。

 

 

これは吸水樹脂です。

これを使って古い冷却水を固めて廃棄するのに使います。

アマゾンで1300円ほどでした。

 

 

こんな感じにして、ゴミに出します。

冷却水には有害物質が含まれているので、下水に流してはいけません。

 

 

ようやく洗浄剤の登場です。

ネットで検索するといろんな洗浄剤がヒットしますが、この「ラジクリ」・・・

頭抜けて高額です。

10倍に薄めて使うわけなので、124の場合1リットル必要なんです(;^ω^)

お値段なんと、8000円ガーン

数百円の安い物を使って後悔したくなかったのと、洗浄時間は48時間

まで大丈夫とのことだったので、有害ではないと判断してこれにしました。

まぁこれできれいにならなかった諦めもつきますから・・・

色は無色透明なので、汚れていたら色が変化します。

洗浄時間は30分~48時間と・・・相当のレンジです(^^;

それと水温は60℃以上を保って洗浄するらしいです。

今回はヒーターを全開にして30分アイドリングしながらエア抜きして、

そして1時間走行、その後またヒーター全開で30分アイドリング

してそこから2時間エンジンを冷ます感じでやりました。

 

ということで、長くなり過ぎたので、今日のところはここまでにします。

次回、洗浄したらどうなったのかとか記事にしようと思います。

 

それでは~