鎮魂の日 | 吉野敬介オフィシャルブログ「俺にまかせろ!」Powered by Ameba

鎮魂の日


今日11日は、東日本大震災から13年となる日ですよね。毎年、同じことを書いてすみません、2011年のこの年の11月におふくろが亡くなりました。おふくろも亡くなって今年で13年経つんですね。



おふくろが倒れたその日が宮城県の白石で講演だったため、病院に最後までいてあげられることができず、手術の途中で大船から東京に行き、東北新幹線で仙台方面に向かって行きました。新幹線の中ではずっと「おふくろ、頑張れよ」って祈っていましたね。



講演は大成功して、生徒たちもすごく喜んでくれました。また東北は震災だったので元気づけられたとも思います。控え室に帰ると、「一応、手術は成功した」と従兄弟の兄貴(もしかしたら姉貴だったかも?)からメールが。



次の日、始発で帰り、ちょっと期待して病院に行っておふくろの顔を見たら、俺の中では「あ~、もうだめなんだろうなあ」って、絶望的になったことなど、なんかいろいろ思い出します。



お通夜のとき、秋川雅史の「千の風になって」がずっと流れていました。今日も先ほど久しぶりに聞いてみました。少し悲しかったけど、懐かしくもありましたね。



毎月、おふくろと弟、そして7年前に亡くなったオヤジの墓参りに行きますが、歌詞の、「そこに私はいません、眠ってなんかいません」なんでしょうね。それなのになんで毎月行くんでしょうね(笑)



いないと分かっていても、忘れてはいけないために行っているかもしれないし、よりどころだから行っているかもしれません。近況を報告するためかもしれませんね。自分でもよく分からないですよ。やっぱり顔を見せに行っているのかな(笑)



震災から13年が経ちます。すごく、すごく小さなことですが、自分にできること、応援できることはし続けていきます。