端午の節会 | 吉野敬介オフィシャルブログ「俺にまかせろ!」Powered by Ameba

端午の節会


今日は5月5日で端午節会(たんごのせちえ)ですね。もうこの頃、まったく日にちの感覚がなくなりましたね。ちなみにこの写真は、1週間くらい前にハッピー君と散歩中に撮ったものです。




平安時代はこの日、宮中や貴族のお屋敷では、薬草を束ねて作った玉、薬玉を飾り、人の身に病気や災いを起こすと信じられてきた悪い気、邪気を払い、長寿を祈るために軒や簾、牛車や冠などに菖蒲をかけます。



「菖蒲」は「あやめ」「しょうぶ」と読み、受験生は、「あやめ」が「菖蒲」と「文目(「あやめ」と読み、物事の道理・道筋・区別)」が掛詞で聞かれることがあるので、覚えておいてもいいと思います。



鎌倉時代(江戸時代という説も)になると、貴族の世界から武士の世界に変わります。武家の間で、この「菖蒲(しょうぶ)」と武士である「尚武(しょうぶ)  武事・軍事を尊ぶこと」、また「勝負」と意味が通じることから、男の子の成長を祝う現在のお祭りに変化したと言われています。



尚、諸説ありますので、自分でも調べてみてください。不思議な発見があるかもしれませんよ。ただ受験生は「菖蒲」の掛詞だけ覚えて、あとは勉強してください。で、大学に入ったらいろいろ自分で調べてください。でも大学に入ったら調べないと思います(笑)