最終回、今日は外せないよ

今日の大河ドラマ、「平清盛」は絶対に見るべきです。清盛が死んで、壇之浦まで一気に行くと思います。



普通なら清盛が死んでから壇之浦で平家が滅亡するまでには、少なくとも１０話まあ、松山ケンイチ主役の大河ドラマなんで、それでも最低５話ぐらいは必要なんです。



それを１話、４５分でやってくれるんだから、こんなお得なことはないですよ。日本人として、清盛が死ぬ時から平家滅亡の壇之浦までは知っておきたい。



俺の「１日で読める平家物語」を持っている人は、見てみてください。４５分で１７０ページぐらい、一気に進みますから。先週の４９話までで１７０ページも進んでいないのに、最後の１話で１７０ページも進むんだから、こんなお得なことはない(笑)



時子（深田恭子）が８歳の安徳天皇を抱き上げ、「波の底にも都がございます」と慰めて、深い深い海の底に沈んでいく、超悲しくせつない、このシーンに絶対、１話を使ってほしいのに、たぶんこれが１分で終わりますよ（泣きたくても泣けない）。



那須与一（なすのよいち）なんて誰かわからないかもしれないし、義経の「八艘（はっそう）飛び」なんか、ピョンって５秒で終わるかも（あ、誰かが飛んだぐらい。時間の関係で飛ばないかも）。



そのくせ、先週も絶対なかっただろう、清盛と後白河法皇が双六をやっているシーンに１０分も使ってる(笑)



俺はすごく楽しく、１年間すべて見させてもらいましたが、まあこれじゃあ、視聴率が最悪なのは、納得するよね。ただ、今日だけはおもしろいはず。だまされたと思ってみてください。バンバン飛ばして行くと思いますよ。



そしてたぶん最後は、源頼朝と北条政子が、平家、特に清盛のことを回想して終わると思います。



みなさん、それでは思い出に「１日で読める平家物語」を買って最初から読んでください。絶対におもしろいですから。よろしくお願いします