提案 | 吉野敬介オフィシャルブログ「俺にまかせろ!」Powered by Ameba

提案

受験生や保護者のかたが「これを夏にやろうと思います。冬は何をやればいいですか」ってよく聞かれます。
この頃強く思うのが、いっそうのこと夏期講習とか冬期・直前講習なんてものはなくして全部、通期(通年)の授業にしてしまえばいいんだよね。
当然、1学期、2学期なんてものもなくして。
要するに常に、普段から頑張らないといけないってことよ。
だって勉強って、夏の7月、8月、冬の12月、1月だけするもんじゃないでしょ。
そりゃあ夏と冬だけ、もうこれまでかぐらいめちゃくちゃ勉強する人はいいよ。
でもそんな受験生いないでしょ。いたら逆に怖いじゃん(笑)。
夏期講習、冬期講習、直前講習っていう冠(名前)がつくとなんか特別なことをやると思っているヤツがいるんだよ。
中にはお祭り、イベントだと勘違いしているヤツもいる。
でも別に夏期講習は、一学期の延長であり、冬期講習は、一学期、夏、二学期の延長。直前講習は一年のまとめなだけだから、なんにも勉強していないヤツが、まとめだけ受講したって意味がないんだよね。
どこの予備校でも9月の下旬ぐらいから、冬期・直前講習のパンフレットが配られますが、それを愛読書のように(いるんだよこういうヤツ。それでパンフレットに“冬からでも間に合う”なんて書いてあると、本当に間に合うと信じてるヤツが)毎日熟読しないで、まずは目の前にあるものから一つ一つ潰していこうよ。
そしてもうひとつ、冬まで苦手科目を残さないこと。
夏は苦手科目を克服する。冬は得意科目を強化して、苦手科目は捨てるぐらいの覚悟を決めた勉強をしょう。

また「今から頑張れば間に合いますか」って質問がきそうですねえ(笑)。
「間に合わないよ」って言ったら受験やめますか?
間に合わせようと必死で頑張るしかないんじゃないの。

それでは来年の試験会場で「偶然、読んだ文章が出た」「たまたまやったところがバンバン出た」という、幸運の女神が微笑んでくれる必勝法を教えましょう。
それは今から試験の日まで「これ出ろ!」って祈りながらひたすら出家したように勉強することです。
そして当然、こんなつまらないブログなんか読んでないで。