こんなことは夏の休廷期間とこの時期くらいです。
裁判所も行かないでなにやってるのか?,やっぱり遊んでるのか?と思われるかもしれませんが,違います(てか,やっぱりってなんやねん(泣))
裁判関係でも,弁護士の仕事の9割は,訴状や準備書面などの書面作り(業界的に「起案」といいます)です。
裁判所に行かなければ,ひたすら起案をしているのです(今,ちょっと煮詰まったので,気分転換にブログ書いてますがw)
とにかく時間に追われる仕事なので,こういうときに可能な限り進めておかないと,また大変なことになってくるわけです。
話は変わりますが,最近まで,死語に近かった「忖度」という言葉ですが,いまやすっかり超流行語になってますね。
そんな忖度ですが,この仕事をしてきた中で,いま思うと,これって忖度じゃないの?と思えることがあります。
というのは,とある事件の尋問期日に,裁判官がちょっと間違ったことを言いました。
ところが,後日,尋問調書ができてみると,その部分の裁判官の発言が180度変わっていて,正しいことを言っていたことになっていました。
調書を作る書記官の聞き違いで,証人等の発言の記載が少し違ってたりすることは時々あるんですが,これは聞き違いというレベルではなく,発言が全く違うものになっているので,意図的としか考えられない。
うそーん!と思いました。
結論がどうであれ敗訴した側が控訴することは必至だったので,書記官が裁判官に忖度したのかなあと思われるところです。
まあ,あくまで進行に関する発言で,それがどうであるかは全く事件には影響しないものだったので,違うじゃないかなどとは言いませんでしたが(笑)

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