最近
“ハプティクス技術”というのを知りました
専門ではないので詳しくはわかりませんが
大まかに言うと
“触覚を共有する技術”
なのだと思っています
http://www.tij.co.jp/jp/lit/ml/jajt203/jajt203.pdf
鍼灸治療において
痛む場所や“コリ”を探す時に
触診で得る情報は非常に大切です
実際にコリや痛みを出している場所を探す時は
あまり強い力を加えず
軽く指を沈める程度の弱い力で探していきます
そうして慎重に探している時に
“ここかな?”と思った場所を
押してみて痛みがあるかを確認して
痛むところにはりを打っていきます
この感覚は何とも微妙なもので
説明するのが難しいのですが
“ハプティクス技術”を応用することで
こうした微妙な感覚を共有できるようになるのだと思います
ハプティクス技術を広く使えるようになれば
患者さんに感覚を伝える時にとても役立つでしょうし
鍼灸師同士が話をする際にもお互い理解しやすくなります
学生さんが勉強する上でも欠かせないものになっていくのではないかと思います
技術の進歩はすごいな、と思うと同時に
新しい技術と鍼灸の関わり方を
考えるのも面白いなと思いました