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農業生産法人(株)ヨシムラファームの 農業日記

農業王国和歌山県で、資源循環農法による安心安全で美味しい野菜果物を作る、農業生産法人株式会社ヨシムラファームのスタッフブログです。

新年のご挨拶が遅くなりました。
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。


今年の干支である午年にちなんで、今日は和歌山市にある、馬に乗った徳川吉宗像の写真をご紹介します。 



徳川吉宗像


和歌山城の南に鎮座ましますこのブロンズ像は、1994年に和歌山伏虎(ふっこう)ライオンズクラブ様より、寄贈されたものです。

ちなみに、この伏虎という言葉は地元和歌山市民には大変馴染みのある言葉で、中学校の名前に使われていたり小学校校歌の歌詞に登場します。

また、和歌山城は虎が伏している姿に似ていることから名付けられた山、虎伏山(とらふすやま)にあり、別名虎伏城(とらふすじょう)とも呼ばれています。城内には、伏した虎の像、伏虎像(ふっこうぞう)があります。

吉宗は、和歌山市で生まれ、徳川幕府第8代将軍、享保の改革を推進し、幕府中興の英王とたたえられています。

乗馬が好きで、朝鮮やオランダから馬を輸入した、と史実にあります。

馬の輸入は、馬好きのためのみならず、当時、体型、体力ともに劣る日本の馬の品種改良のためでもありました。

享保11年(1726)から12年間、計27頭の西洋馬を輸入し、下総の国(千葉県)小金と佐倉に牧場を開いて馬を養育するなど、馬に関する政策を行ったそうです。



話は変わりますが、この吉宗像から和歌山城をはさんで反対側に、和歌山市役所があります。

今、その前には、来る2015年9月26日から、和歌山で開催される国体のカウントダウンボードが、毎日日付を刻んでいます。

右側に写る、白い犬が紀州犬をモチーフにしたマスコットの“きいちゃん”です。

今日は、1月11日奇しくもワン、ワン、ワン
の日で、紀の国わかやま国体開催まで、あと、623日です。



きいちゃん


もし、和歌山市にお越しになることがあれば、和歌山城のお堀の周りは約2キロ、30分くらいあれば歩いて一周できますので、吉宗像ときいちゃん、よろしかったら一度ご覧になってみてください(*^_^*)



最後に、本日のトマトです。

トマト


ヨシムラファームのトマトは、「うまい!」と言っていただけるように、今年も精進します。

重ねて、今年もよろしくお願いいたします<m(__)m>




* 参考文献
徳川吉宗の記述に関しまして、
大石 学 『徳川吉宗 国家再建に挑んだ将軍』
(教育出版社 2001年)を参考にさせていただきました。 

少し、古くなってしまって申し訳ないのですが(^_^;)、こちらは11月3日のにんにく畑の様子です。


にんにく畑

白く見えるのはマルチという名のポリエチレンです。
表は白で、裏が黒になります。

通常の黒色や透明のマルチに比べ、地熱を抑える効果のある白黒マルチを今回、初めて実験で使用しました。

にんにくマルチテスト



白黒マルチ有りの方は、16度8分くらいでしょうか。


にんにく白いマルチ温度計

マルチ無しの方の地熱は、18度1分くらいです。
確実に1度は、白黒マルチ有りの方が、地熱が下がっています。

にんにくマルチなし温度計


弊社では、寒冷地である青森産のにんにくの種を、この温暖な和歌山県で作るということに挑戦しているため、少しでも、青森の気候にあわせるよう、今回初めて試みました。

うまくいくといいのですが♪


そして、マルチを敷くもうひとつの理由に、何と言っても雑草対策があります。

除草剤などのような農薬は使用せず、すべて手作業で雑草を抜いています。


雑草を抜いたところです。

にんにく畑草引き後2

キレイです

にんにく畑草引き後

雑草抜きかけのところです。

にんにく畑草引きの境目

まだまだ、敵は果てしなく、待ち構えています

にんにく畑全景


がんばります(*^_^*)

ご紹介します(*^_^*)

我が社の、「ど根性にんにくたち」です。
知らぬ間に、落ちたのか、にんにくの粒が根を生やし、たくましく育とうとしています


ど根性にんにく



ど根性にんにく


ど根性にんにく


こちらは、以前から建物の横に根を張り、元祖「ど根性にんにく」です。
ビヨーンと緑の葉を3、4本伸ばしているのがそうです。
小さくて見にくいですが、右となりのテントウムシ君ななほしも応援しています。


ど根性にんにく



これからも、(株)ヨシムラファームは、この「ど根性にんにくたち」を、応援していきます。(オフィシャルスポンサー風にカッコ良く言ってるつもり)