京都大学医学部生活(4)で出てきた「おっちゃん」とともに琵琶湖周航歌も歌ってしまうと書きました。思い出したのですが、京都大学医学部の卒業式後の宴会でアンサンブルを披露し、ビオラを弾いていたことがあります。
私は中学高校とオーケストラ部でビオラを弾いていました。
最初はバイオリンを弾きたかったのですが、バイオリンのパート室にいったところ「バイオリンはもう足りてるので、ビオラのパートに行って。」という一言で、ビオラを弾くことになりました(笑)。
むろん、中学になるまで、バイオリンもビオラも弾いたことなど一度もありませんでした。だからこそ華やかなバイオリンをポロポロと奏でてみたかったのですが、夢はあえなく崩れました。
とはいえ、ビオラも弾いてみるとこれはこれで味のある音がしますし、面白いものでした。
ビオラとはバイオリンの5度下のCから始まり、C,G,D,A弦の4弦で構成される羊のgutないしstealのstringを、馬の尻尾に松やにを塗りたくって滑りにくくした弓なるもので擦ってギーギーと音を出す楽器です。
バイオリンより一回りデカいです。
基本的にバイオリンやチェロと構造は同じです。
でもバイオリンはG,D,A,Eの4本の弦で高音域のメインを張りますし、チェロはビオラのちょうど1オクターブ下のC,G,D,Aの4本の弦で低音域の主役を演じます。
ビオラはどっちつかず、その中間って感じです。
でも、弦楽四重奏には必ずビオラが必要だし、オーケストラにも欠かせない存在なのです。
そういう存在感がなんとも良かったし、好きでしたねえ。音も好きでした。
特にビオラでメインを張らせてくれるチャイコフスキーとか好きでした。
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