さて、吉村整形外科クリニックの院長である私は晴れて京都大学医学部に入学したわけです。
30年近く前の話ですけどね。
京都大学医学部は最初の2年間は教養の授業を取る必要があり、必要単位を取得しないと3回生には上がれない仕組みになっています。京都大学工学部のときに教養の単位をfullに取得していた私は、最初の2年間の教養時代、人文系の単位は相当数が免除されました。これは大きかったですね。
その代わり、生物系の授業の単位と化学実験、英語と第2外国語は取る必要がありました。そこで私は相も変わらず第2外国語にドイツ語を取ってしまいました。今から思えば、フランス語か中国語にしておけばよかったと思います。こんなに中国語が重要になる時代が来るとはつゆも思わなかったのです。
今なら迷わずに中国語を取っていたでしょう。次に覇権を握るであろう国の言葉は理解できるに越したことはありません。その当時は医学部といえばドイツ語という、これまたひどく古典的な石頭から脱することができなかったのですね。
ちなみに医者になって京都大学医学部付属病院で働いていた頃は10年ほど前のカルテにドイツ語のオペレコ(Operataion Record 手術記録)が数えるほど出てきた記憶はありますが、カルテもオペレコも論文もほぼすべて英語でした、残念ながら。
現在、吉村整形外科クリニックでは看護師を募集しています。中国語も少ししゃべれる京都大学医学部出身の院長のもとで働いてみようという方は是非ご連絡ください。詳しくは吉村整形外科クリニックのホームページをご覧ください。お待ちしております。
