さて前回の「京都大学医学部再受験(4)」では、研究室に所属することなく、京都大学工学部に籍をおいたまま、大学受験勉強をするということになったわけなんですが····。
一つ自分への制限を設けました。それは・・・
「1年でケリをつける。それで不合格なら医者にはならず就職活動をする。」
というものです。
つまり高校3年生でいうならば現役合格を目指すということです。
それしか意味はないと思ったし、そうすることで勉強に集中できると思ったからです。
今から思えば成田悠輔さんの言うように人生100年時代1年、2年遅れて入ろうが些細なことなんでしょうが、私はすでに現役生より4年遅れて勉強しているし、時間がもったいない気がしたのです。
そうなりますと、俄然やる気が湧いてきて、というか湧かざるを得なくなり、そこから受験までの緻密なる計画を立てました。
