ローマには、そこそこ安くておいしくて店員さんが明るくて気楽な店が山盛りある。
山盛りあるから、人々はよほどの観光客用の高くてまずい店以外、食事で決して失望することはない。それがローマ人たちをいつも生き生きさせてる。
このレストランは、いい意味でギリギリを攻めている。うわあ、若い人たち用のカジュアルな店?と思うのだが、どんなに悩ましく見えるフロアの人たちも、ギリギリで何か大切なものを守っている。そのバランスがすごくて、経営陣の志を感じる。
味はイタリアのイタリアンそのもの!
とにかく、なんかいい、なんかちょうどいい。東京におけるカジュアルな店という基準だと、奇跡的。
渋谷 ビオデナミコ