息子の小学校のときのお友だちがなんとリストランテをやっている。

そこもとってもおいしかった。夫の仕事場が引っ越してからあまり行かなくなってしまったけれど、ほんとうにナポリの味。

窯で焼き上げるピッツァもすばらしいし、ババというケーキなんてナポリよりもおいしい。

 

 

そこで働いていた接客が完璧な戸田さんが、赤坂にお店を出した。

官僚の方々が接待に使うような高級なお店なのでなかなか行けないけれど、記念日などには顔を出す。なにせ戸田さんがソムリエなので、ワインと和食の合わせがすばらしくて。

完璧な接客って、ちゃんとどういう人がその場にいっしょにいるかを瞬時に判断して、適切な行動をすることだ。子どもにも優しく、かつ政治家的な人や実業家的な人にも失礼がなく、あるときはお母さんを亡くした直後の知人が泣いているのを見て見ぬふりをするのではなく、優しく慰めてくれた。

そんな戸田さんからいきなり電話がかかってきて、骨折のお見舞いにお弁当を届けます、とおっしゃる。

ありがたくお受けしたけれど、料亭の味。しかもワインまでつけてくださり(ちゃんと冷えていた)、感涙。

ほんとうはお弁当は赤坂から5km以内限定なんだけれど、骨折ということで特別に。

うちの玄関に立った戸田さんをオイ子がぺろぺろ舐めている変な光景、一生忘れない。

 

旅館に行ったみたいな気持ちに!

 

 

 

会員になるにはお店に行って推薦してもらわなくちゃみたいなのですが、普通のお買いものはできます。

手土産ランキングに入っているらしいですよラブ

 

そして私の写真ではあまりよさが伝わらないのだが、元秘書で、今は葉山でリストランテのマダムをしているりさっぴからも豪華なパスタソースセットが届いた。ご主人の明さんの作ったていねいな味。

「おだいじに、今はご主人か息子さんに作ってもらってください」って書いてあったから、「作ってくれるわけねえだろ!」と返信したら、「ダメ元で書いてみただけです」っていうこのクールな返し、懐かしい!

 

http://ilrifugiohayama2.seesaa.net/article/481373631.html?seesaa_related=category

 

 

子どもに「なにこれ、豆腐と青のり?」って聞かれた。ちげーよ、リコッタとイタリアンパセリだよ!ソースには葉山牛が惜しみなく入っている。

佐島のイカのイカスミも!イカがたっぷり入っている

 

というわけで骨折特需の日々をこうして書いていますが、またお店に行って、お酒も飲めて、おしゃべりもできる、そんな日が来ることを(必ず来るでしょう)願っています。

今は家が居酒屋とばかりに、高いテキーラを取り寄せてチビチビ飲んだりしています。ふだんならちょっと遠いけどなんとか歩いて行ける場所なんだけど〜えーんおばけ

 

 

今、私の恐怖はコロナ以上に(出かけられないから、家族が持って帰ってくる以外になる可能性がない)こんな毎日を送っていたらアル中か百貫デブになるんじゃないかということです。

 

みなさまもご無事で。こうとなったら工夫して楽しく過ごすしかないですから爆  笑

 

こつこつと英会話を学んでいる。全くできるようになってないけど。

毎日コーヘイやザックやアシュリーとしゃべっているので、海外にいるような気分。海外で寿司レストランを経営しているという設定なので、楽しい。よくアシュリーに発音を怒られるけど。そして大家さんが超怖い。

 

 

「ミッドサマー」やオウムのことを調べている流れで、久しぶりに読み返したこの問題作。そうとう昔に読んだのに印象に残っていた。すごい描写力だ。

樹村みのり先生は、ほんとうにすばらしい。力のある方。ジョニ・ミッチェルを好きになったのも樹村先生の影響だ。

一度だけとあるパーティで、もしかしてこの人は、樹村先生?と思う人をお見かけしたんだけれど、勇気がなくて名乗れなかった。

 

 

そこから懐かしくて読み返したのがこの作品。親が死んでから読んだのは初めてで、ますますすばらしかった。この気持ちだとしか言いようがない気持ちが描いてある。

 

 

 

名作が電子書籍化されるのは、ほんとうにありがたくて、散財してしまう〜!

でも歴史に残るべきものたちだし、Kindle Unlimitedに入っているものも多いので、家にいる期間に掘り下げてみよう。