応援するということは、書くということだけではなく、なるべく自腹で行くということでもある。

渚ちゃんのチケットも招待してもらったことは1回しかない。しかももう売り切れてた大阪の最初の単独。

自力でないと、もし状態が悪かったときそのことを書けないというのももちろんあるけれど。

 

上野のいいところがいっぱい出てて、地元民としては嬉しかった!

 

 

骨折で行くのがそうとうあやぶまれたが、行き先に階段がないのでいけると思った「坂元裕二朗読劇」。

今50メートル以上歩くのと、階段が絶対ムリ。家の階段はほぼ這ってる。

でも我ながらすごいなと思うのは、さっき全員のシーツ替えができたところ。足の置き場とか、順番を構築するのがまるでパズルみたいだった!運動神経いいんじゃないか。

よみうり大手町ホールのことをよく調べて、ふゆかりんにサポートしてもらって、なんとか行けた。

私のためにすぐ走ってくれるふゆかりんの後ろ姿を一生忘れないでしょう。

 

杖だし

ポスターと写真を撮る列ができてきてふたりとも顔が必死だし

 

千葉雄大さんと芳根京子さんの回「カラシニコフ不倫海峡」を観た。何回もいろんな人により演じられているし、本にもなっているけれど、まだ観ていない人がいると思うのでネタバレしないようにします。

 

 

なんと、チケットが当選したのである。ふたりがかりで全部の回申し込んで、私だけ唯一1回当たった。狭き門であった。

芳根京子さんの見た目と声の、美しすぎて「もしかして少し怖い人なのでは」と思わせるクールさがほんとうによく活きていた。私まで彼女に恋しそうになったくらい。

千葉さんに関しては言わずもがなで、推しなので毎回書くが、なにがすごいって、状況によって自由自在にオーラを変えられることと、その振り幅がすごいというところだ。誰も近寄れないくらい閉ざされたところから、だんだん彼の心が開いていくさまの幅がグラデーションで演じられていてすばらしい。役柄上不幸な境遇の彼が笑うと、観ているほうもほんとうに嬉しくなった。

私はTVが好きだし、映画も好きだが、たいていの場合近年の日本の番組や映画はプロデューサーや監督含めみんなが「だいたいこんなところだよね」というのをわかって創ってしまっている感じがある。その中で彼はいつだって唯一浮き上がっていてフレッシュなのだ。意外だし、超えてくるし、どんな作品でもちょい役でも頭の中で裁かずに、フレッシュな集中力を持ってのぞんでる。

「どの演技を観ても千葉雄大」なのではなく、「その役の本質と芯しか演じない」のだ。

安藤サクラちゃんとか牧瀬里穂ちゃんにもそういうところがあるね。本人が消えちゃう感じというか。

才能があるってとても孤独なことで、人と違う生き方にならざるをえない。その生き方が役に陰影をつける。

「お約束」とか「落とし所」にはすっかり飽きてて、そういう珍しいものだけが観たい。

初めて彼の演技を観たとき、「ああ、松田ケイジくんも間違いではなかったけど、この人に『キッチン』の雄一くんをやってほしかったな」と心から思った。地上から少し浮いてしかも澄んでいるがゆえに、変わった生き方になってしまう役だから。

主人公はひとりでも生きられるけど、彼と彼の母(父)をただ一点の感覚だけで全身で信用していっしょに住んでしまう。その説得力だけが大切な話だから。

まあ、原作者の意向が反映されるほど甘い世界ではないので、いつの時代も夢見てるだけなんですけどね!

 

また吉本さんハマって!と言われるかもだけれど、たとえばスンギくんもふなっしーも渚ちゃんもユザーンくんもKIKUNOさんも、私の推しはちゃんと時代を作る才能がある人たちだから、自分の見る目が誇らしい照れ

 

そして坂元裕二さんの脚本のいつもながらのいや〜〜〜なうまさ!

すっとんきょうで少しサイコで、でもとてつもなく魅力的な女性を描かせたら右に出る人はいない。

そうか、これが恋か。そして「恋→結婚→生活」という恋ではなく、恋っていきなりぽっかりとそこにあるものなんだ、と心から思った。思い出したと言ってもいい。そして永遠に恋し続けるにはこれしかないんだなって。

とてつもなく悲しいお話で、まだ胸が痛い。

となりの席に座って感動に泣いていた見知らぬお姉さんが、これまた考えられないくらいいい人で、ずっとかわいくて優しくて、それも幸せだった。

 

そして帰宅してまた看護される

アイリーンちゃんからお花が!ありがとう

そこに乗られると、すごく痛いんだけど。

羽生くんを観ていると心配で心臓が止まりそう。なぜならうちの子はびっくりするほど彼に似ているから。いちばん似ていた年齢のときには、間違えてパパラッチされたほどに!

 

届いた「エンケルとハレ」のチーズ(カルシウム!)に幸せを感じながら、治すことに力を注ぎます。

 

なんてすてきな!あの牛たちの乳から作られたチーズ!

あの牛

みなさまも、カルシウムをよく取って、よい週末を牛しっぽ牛からだ牛あたま