子どもは思春期で家にいないし(でも店も開いてないので8時には帰ってくるのはまだ子どもだから)、昼間観た「ミッドナイトスカイ」は気持ちをどん底にさせるし、いいぞと思って買った中国製のメモパッドはデータ保存がクラウドのみでなんとなく恐ろしいからばりばり使えないし(高かったのに)、大好きなミケーレのGUCCIのドラえもんは微妙にスマホ入らないし、そのあとなぜか観た「メタモルフォーゼ」に至っては暗いけど面白くないし、晩ごはんは残りものの寄せ集めでさらにそれをなんとか調理するのは自分だし、瀬戸大也は浮気してたのを謝ってるし、森会長は逆ギレしてるしで、救いは湯山玲子先生の笑顔だけという特殊な土曜日のこと。
これまで、「こんないい人たちはこの世にいない」「世の中はそんなに甘くない」「男女はもっと求めあえ、まぐわえ」「こんな男子はいない」「時刻表や城についてもっと書け」「殺人はどうだ」(書いてますよ)「いや、偉人の伝記はどうだ」「しょせん少女まんがさ」などと言われ続けて30数年。
見た目と体型に多少難があるせいか、町の有力者の息子でないせいか、エドガーさえもさらいに来てはくれなかった。
荒岩さんも嫁にもらってはくれなかった(私も虹子さんのほうがいい)。
「いや、違うんだ、オレの頭の中は本気で平和なんだ!だって短い人生、なんでわざわざモメる。地球人の生々しさ、決してわかりましぇ〜ん!」というこの頭の中をただ書き続けてこらえてきた小説家人生。
この人、全く私と同じ頭の中をしている!朝倉世界一先生からバイクと車を抜いたような(それは女性だからだと思うんだけれど)、そんな人だ!
と涙さえにじませて読んだこのまんが。生きてきてよかった。少数でもこういう頭の中の人っているんだと思った。
この人のこれからをちゃんと追いかけていきたい。
あ、決して千葉さんが出る映画の原作だから読んだんではないんですよ(今知った、そのこと。楽しみ!)。Amazonがやたらにおすすめしてくれて、読めました。
まあ、それだけのことなのですが、あまりにも同じものを感じすぎて、目まいがした。故郷に帰ったような。
表さなければ目が合うこともない、だからよかったんだ、そんな気持ちだ。
これは朝倉先生。
さりげなく自分もしのびこませたりして。
このあと一瞬で食べた
今日って晴れてるのに雨みたいな雰囲気の天気じゃないですか?うちの近辺だけか。湿度の多さか?
などと言いながら、みなさま、よい日曜日を。
生きているって、日々なにかに出会うことです。みなさまにもよい出会いがありますように