チャハヤインダに行き、よれよれの最後の仕上げとしてまゆちゃんのタイマッサージ(に限りなく似たボディーチューニング)と、まなちゃんのフェイシャルを両方受ける。体の調整日という感じだ。
先週の酵素浴と、今週頭の佐藤さんのCS60で、ハードだった年末年始の疲れがかなり抜けていたところに、ばっちりだった。
まなちゃんのフェイシャルは顔だけじゃなくて全身に影響する。今回は首と左足がすごくゆるんだ。「顔はこういうふうに触ってほしいんだな」ということがよくわかる。いつもすまんな、顔よ。オレががさつなばかりに…!
まゆちゃんのストレッチの技はほんとうにすごく、ツボを外さない。そして変な気が全く入ってこないから、元気になるばかり。
そして私は経営者としての彼女の商いの仕方をすごいと思う。腕のいい人を小さく束ねて力を出し合うところも、間貸しのあり方も、すばらしいセンスの雑貨たちも、シャーリック(イメディスで作られる各種レメディ)の扱いも、販売の仕方を徹底していて物販だけ利用する人でひんぱんに施術が中断しないことを大切にしているところも、それらをちゃんとハンドルしてる知性も。
決断力はあるが、決して堅苦しくなく、常に隙間を作っておきながらも決して妥協しないってたいへんなことなんだけれど、やれているのがすごい。すごいと言わせないくらいの自然さもすごい。
最後に出てくるお茶やクッキーまで手抜きじゃないのだ。
これからの時代はこういうやり方と規模がいちばん有効なのではないだろうか、といつも思う。見習いたい。
まなちゃんにもらった、私の大好きな「ぺぺぺ日めくりカレンダー」の渡邉知樹さんの器がかわいすぎて使えない。最近、器運が良すぎる!
魔法の手をもつまなちゃん
同じく魔法の手足を持つイケてる経営者、まゆちゃん
すばらしいものばかり!通販はまだネット上ではしていないそうですが、物販だけで訪問はできないので、
インスタの注意書きをよく読んで予約、購入などしてくださいね
イタリア大使館に午後のお茶にお招きいただき(私にもたまにはこういうちゃんとした仕事があるのです。すっかり忘れて下北沢のおじいさんに成り果てているが。そして今日もシチューを作りながら、洗濯と洗濯の合間に行ったのだが)、今後のイベントなどを夢見つつ、懐かしいいろんな人たちに再会。
新しい大使のジョルジオさんがきれいに手入れをしたので、庭も生まれ変わったようにきれいだった。
私といっちゃん「よく大使館では窓を写してはいけないと言われますが(窓の位置がわかると狙撃される可能性があったり、景色で部屋のレイアウトがテロリストなどにわかってしまうため)、写真はどこで撮れば?」
大使、文化会館長「イタリア人なんてだれも狙わないから大丈夫、どんどん撮って。SNS?どんどん載せて。こちらもfacebookに載せてもいいかな?」
ううむ、さすが!さすがイタリア人。感動!そして懐かしいこのゆるい感じ。
でもハグもキスも握手もしないで、ちゃんと対策はされていましたから、そこはまるでイタリア人じゃないみたいだった。
そしてこんなときいつもそばにいてくれた元文化会館長のジョルジョと大切な友だちたくじがいないことの淋しさがじわじわと襲ってきた。またみんなで会えますように!そんなときが来ますように。
そして警備員もあまりいなかった…私がゴルゴ13だったらどうするのだろうちなみにこの服はもちろんエコファーですよ(安いからもありますが、私は毛皮を着ない派です。小さいときはミンクのマフラーとか持っていたけれど)
大使のマスク、さすが
大使夫人、私の昔の本を大切に持っていてくださった
ポートレート風だが、この後ろで赤穂浪士たちが切腹したそうだ
ティヅィアーナにも会えた
歴史ある場所だけに、でっかい木がありました
みなさん、ありがとう!
生きているといろんな場所を見るものだなあと思いながらも、今日もまじめに夕食を作る私。
みなさまはどんな時間を過ごしているのでしょう。バリバリに自粛しながらも、それぞれよい夜を〜
昨日、全く避けようとせず歩道をやってきたチャリにひかれそうになったけれど、ごめんなさいどころか感情がなく、どかないと轢くぞという気合いさえなく、虚ろにただ突き進む青年だった。あんなふうになりたくない、時代が悪くても。
幡野さんの人生相談は、気持ちがいいくらいさっぱりしていて、ご本人が闘病中であることがそのさっぱりに思想の凄みを加えている。私も病気になってもこんなふうに、いろんなことをきっぱり断って自分の生活を生きていくだろうと思う。でも同胞への愛も失わないだろう、こんなふうに。
読んでいると人生を考えるだけではなく、自然とむだな甘えが取れていく感じと、自然に人生の時に対するゆるみがいい意味で自分の中に出てくる感じがすごい。それからそれぞれの人の経済的な条件にちゃんと言及するところもすばらしい。
また、よくこれだけのしょうもない相談をする人がこの世にたくさんいるなあと思うけれど、その人がその人であるがゆえに出てくる悩みなのだから、結局みな尊い。人はみんな自分の枠の中だけでもがいている。それを他の人が見たら全然違う絵が見える。それがわかるのがまたすばらしい。
幡野さんの写真がみんな気が遠くなるような美しく切ない感じなのも、すごくよくわかる。こういう文章を書く人の視点だからだ。
吉本ばななのmy Pick