私は玄米にも菜食にも興味はないが、都会で仙人はちょっとだけ目指している。だからやっぱりたまにそういう食事で胃をリセットする。

特に週に何回とか決めていない。最近外食が多いなと思ったら、雑穀ご飯と野菜だけのおかずにしたり、午前中は果物だけなどにして、てきとうに調整する。60歳になったら自然にちょっとずつ痩せる予定なんだけど、これだけ食べるのが好きだとなかなかねえ照れ

 

最近、買ってきた青い野菜が洗うとすぐ溶けて、ゆでると変な匂いがしていることが多いのでしかたなくビタミン剤を取っているが、これはちょっと困ったなと思い、菜食の人たちが栄養が足りなくて困っていることが書いてあるそういう本をちらほら読んでいた。

そして、この本を見つけた。

ここで驚いたのは、食養生の話題以上に、この人の筆力である。あと、とにかくちゃんと伝えようという素直でていねいな心のあり方。

ヴィレッジヴァンガードの社員で、下北店の店長さんを務めたことがあるだけのことはあり、きっとびっくりするほど本を読んできたのだろう。そのことにあまり自覚がないような書きっぷりなんだけれど、とにかくやたらに文章がうまいのだ。

長いのにダレないし、食養生の人たちが書きたくても筆力が及ばず書けないなにかを、この人は描ききっている。

あと、コンビニ食、お菓子大好き、ファーストフード毎日、の超底辺からスタートしているだけに、説得力がある。

こういう本に出会えることが、読書の喜びだなとさえ思った。Kindle Unlimitedに入っている人ならなんと無料で読める。

昭和の時代に警視庁にいらしたお父さんがお母さんが亡くなってひとりぐらしになってからは米と缶詰しか食べないで病気になるくだりなど、あまりの説得力に背筋が寒くなるほど。食は大切だということがリアルにわかる名著。

 

 

 

参考までに、こちらはこの方の師匠の本。どちらかというと実用書寄り。こちらもKindle Unlimitedに入っています。

 

 

 

 

困ったことと言えば、韓国に行けないことだ。私はずっとSUM37のCCクリームを愛用していたのだが、行けないから買えない。日本で買うと割高でなんだか悔しい。

 

 

そこでこれを買ってみた。むちゃくちゃ固いのをめんどうだからと水道水で伸ばすこのオレのてきとうさ。しかし、すごくよかった。よかったから素直に勧めますが、リンクは踏まなくていいですよ、ほんとうに。自由に生きよう。

 

 

バナナとばなな

56にしてやっとシクラメンの咲かせ方のコツがわかった。いつも一瞬で枯れさせてしまったのだ。嬉しい!

 

いくつになっても新しいことがあるから、人生は面白いです。

みなさまも、たとえGOTOできなくなってても、たくさんの出会いがある日々をいのししおにぎり