姉が「これはいいわ〜!」と絶賛していたので、ちょっとそれより安いこのモップを買ってみた。高いやつはきっとそれなりにいいんだろうけれど、どういうことなのかをまず知って使い倒してから考えようと思って。

説明の文章もよくよく読むと「君はあの国の子なんだね」という文章である。

使ってみた感想は「思ったよりもいい」であった。

ちょうど屋上まで洗濯ものを持って行って干すかわりに浴室乾燥がある、それと同じ感覚。つまり、勝手にこのモップが自分を掃除に連れて行ってくれるわけです。黙って立ってりゃいつのまにか掃除が終わっているくらいの勢い。

ちょっと他のことをしていると足の横をむちゃくちゃくすぐられて「うひひ、やめてよ〜」となったり、スイッチをオフにしないで一瞬立てかけたら勝手に寝転んだまま歩いて行ったり。

ただ、うそでも、仮にもモップの形をしているなら、そこに落ちてる小さなごみを取ってくれよ!と言いたいけど、それは高望みというもの。「私は磨くのだけが仕事ですから」という感じで、ごみをぶんぶん飛ばしながら、床を磨いてくれるだけだ。猫の毛などはひとつにまとめて飛ばしてくれるから後で拾いやすいが。

なので、あくまで「床をすごく磨きたい、ぞうきんがけを10回くらいしたくらい」と思ったときだけ使うようにしようと思った。使ってみないとわからないことはある。これをかけると「すごくそうじした床」みたいになるのは、いいところ。

姉に「すすめられたからこれを買った」と言ったら、「あれ痛快だよね〜。でも結局クイックルにボロ布つけたのをいちばん使っている」と似たような結論になっていた。

それとは別にブラーバの水がブシャーと出ない方を長年使っているが、これはほんとうに名作だと思う。好きすぎてちょっとくらい調子が悪くても修理に出せないほど(新品になって帰ってきたら淋しいから)。

こういう思い入れを作りやすい人はアイボやアトムやドラえもんとは暮らさない方がいいびっくり

 

あと、コードを巻き込んだとき、夢から覚めるほどびっくりする。思ったより高速で回転してたんだね!って。

打心蕎庵のすだち蕎麦は、そんじょそこらのすだち蕎麦と違う。これを食べたらもう他では食べられない、禁断のおいしさ。今だけ稚鮎の天ぷらもあって、幸せ…照れ

 

 

 

 

梅雨が長くて、ケロイドは痒いし、毎日何回も着替えるから洗濯物もいっぱいだし、キー!と思いつつ、たいへんな災害に見舞われた方たちのことを思うと、今話題のホットな東京都にいながらもぶじで暮らせていることに感謝しかわいてこない。そのときできることを、身の回りで、身の丈ぶんだけするしかない。そして私の場合は書き続けるしかない。

みなさまも小さな気晴らしでなんとか保たせつつ、梅雨を乗り切りましょうキラキラ