自分の友人知人を含めてのことなので口が重い感じだが、「多少行動に問題があったとしても、今重病に陥って苦しんでいる人を大勢の人が悪し様にののしっている」ところを見るのはあまりに品がなくて気持ちがいいものではない。そんな時間があったら、近所の足腰が悪いお年寄りや子だくさんの家の買い出しにでも行ってあげたらいいのではないだろうか。裁いて楽になるならそれもいいと思うが、私はそれを好まない。

そういう人たちとは今後自然にご縁が薄れていくのだろう。かといって今すぐ沖縄に行ってゴルフでもするかとは決して思っていないが…びっくり

 

何回も書いているけれど、今の日本のスーパーは下手すると電車よりも危険な時が多いような気がする。みんな家にいるから、ついついスーパーに行っちゃうらしく空いている時間もなかなかない。

また、togoのものって、家族が4人いると、ディナーの量ってなかなかむつかしい。頼んでできあがるまでに1時間くらいかかってしまいそう(そう言いながら応援している『第三新生丸』と『スガハラフォー』で週に2回はお世話になってますが)。その2軒は広いから大丈夫なのだが、待っている時間にその場で食べた方がよっぽど安全なのでは?というくらい待ち場が狭いお店も多く、さらにその袋やパッケージがすっごく安全かというと、別に安全じゃないだろう。今後なかなか悩ましい問題だが、私は自分の中で条件をつけて悩みをクリアしている。それは人それぞれ、自分の思想に照らし合わせて静かに決めていくことであろうと思う。

土肥に毎年行っていたとき、家族全員がひいきにしているお店が1軒だけあった。今はもうなくなってしまったけれど、「清乃」という小さなお店だった。

ふつうの居酒屋さんなのだが、マスターがとにかくまじめで、料理の味つけがよく、ママもとても良い人だった。毎晩行くのでいろいろ食べつくし、1週間目には浮気したくなる。でもたとえ浮気して他の店に行っても、応援していたから2軒目にはやっぱりそのお店に行って、ちょっと飲むだけでもいい、その人たちの笑顔を見ることがいちばんだいじだった。そういうお店がそれぞれにあれば、持ち帰りや通販で大切に応援するのが幸せ。それが私の心の条件だ。

そこで感染しても、あるいは万が一菌を持ち込んでしまって迷惑をかけてしまっても、きっといつか許しあえる、そんなお店を持つことがいちばんの幸せだ。

 

なるべく1回の買い出しで、買い過ぎず、効率よく作るにはどうしたらいいだろうとよく考える。こういう実験をするのはすごく楽しい。でも失敗して自分だけ具のない汁を食べるはめになることもしばしば。

こんなときには「たすかる料理」がたいへん参考になる。

私はまず豆と漬物があまり好きではない大食い肉食の女であるので、按田さんと食の好みは豚肉が好き以外なんの共通項もない。

さらにひとりぐらしの彼女とは全く食材の量が違う。

でも、今の時期は「これを作ろうと言ってこの材料を買ってくる」という方法があまり得策ではないのはよくわかる。あるもので、つないでいくのが家庭料理である。そうでないものは、たまのごちそうでいい。その考えがしみじみとしみわたっている名著なのである。

按田餃子」の餃子はお取り寄せもできます。前も書いたけれど、お店に近いものが家でしっかり再現できるので、おすすめ。

 

遠方の方は今特に来られないと思うので、なんの参考にもならないけれど、うちからチャリで10分くらいのところに「ミヤタヤ」というスーパーがある。今は22時までしかやっていないけれど、平常時は深夜までやっていた。なんの変哲もないスーパーなんだけれど棚がいつも清潔で、野菜も果物もひととおりそろっているし、なんといっても肉がおいしい。ここの肉を食べると「肉って!おいしいんだ!!!!ラブ」という気持ちになる。自家製のベーコンとかソーセージもものすごくおいしい。

そういうところがそれぞれの地元にあると思う。それがそれぞれの生活の基本だ。

 

サロンメンバーしか観ることができないので、あまり参考にならないと思うけれど、

「アニキの10分クッキング」というのがたまにあがっていて、すごく癒される。兄貴のてきぱきした調理の動きがあまりにも気持ちよくて、元気になる。いろんなものを組み合わせて、高温でさっと調理する、男にしかできない大胆でおいしそうな味!参考になるし、バリの夜の空気が伝わってきて、「またバリに行きたい!」と思う。料理ってその人の生き方がみんな出るから興味深いニコニコ

 

今できることは、一生にそうそうないこの変な自由時間にちゃ〜んと睡眠をとって、できなかった蓄積疲労の解消をすることではないだろうか。そしてほんとうに困っている人たちの手助けをできるかぎり、それぞれの場所でするということ。

そして工夫していろんな生活の実験をして、あとで役立つように元を取るしかないというか。

語学の学習などにも適していよう。

またはまったく身にならないグダグダした時を過ごすもあり。

小説はやたらバリバリ書いても直しが多くなるだけなので、コツコツ書くしかないから、コツコツ、コツコツ照れ

 

ゴーストランドの惨劇」、このホラー大好きな私でさえもこわすぎてクラクラするすごい映画だったが、撮り方がうまいのと、アルジェントの影響を強く受けているからなじみ深いんだなと思う。続けて同じ監督の映画を観てみたが、主人公があらゆる意味で「代わる」っていうの、新しいよな〜びっくりそして、みんなとんでもない映画ばっかりで、すっごいな!私なんてまだまだだな(?)と思う。

 

「第三新生丸」の隠れ人気メニュー、ピザラブ

餃子焼きまくり。これは浜松の「石松

びっくりするほどプッチンプリンの味だったびっくり

ジャスミンの季節が始まる。人間なんて地球の上では小さいものだ。自然は変わらない。むしろ地球がきれいになってる。間借り間借り。

 

人類の歴史になにごともなかった時代なんてない。なにかが起きるのはあたりまえだ。対策できるだけ、そしてインフラが止まっていないだけマシ。流通に関わる人たち、スーパーの人たち、宅配便の人たち、デリバリーの人たち、医療に携わる人たちに心から感謝を捧げ(離れてでも、後から消毒してでも、笑顔でお礼を言う。マスクを買い占めない、むやみに病院に電話しない、などなど)、自分ができる役立つこと(私の場合は小説を書くこと)を考え、自分が最前線にいなくてはいけなくなったときには、その人たちと同じように粛々と立とうと、しみじみ、しかし変に熱くならないように、のんびりと気持ちを抜きながら考えています。

みなさまも、どうか心健やかに、悔いのない生き方を。どんなときでも、心はひとりにひとつ、自由だからキラキラ