さくら剛くんの新刊「海外旅行なんて二度と行くかボケ!!」を読んで、しみじみと北朝鮮について考える。実際はどんなところなんだろう、人々はどういう気持ちで暮らしているんだろう、そういうことがどんな本よりも彼の書き方だとよくわかった。
さくらくんは、実際はこの本の中に出てくるみたいな激しい感じではなくて、ものわかりのよい静かな好青年という感じで、北朝鮮の方たちもきっと彼に好感を持っただろうなと思う。でも、文の中では言いたい放題。そのギャップがすてき。
うちに来て、潔癖症だから上着が脱げないと言いながらうちの薄汚い犬を撫でていたむちゃくちゃ矛盾する姿から見るに、貧乏旅行に向いているとは決して言えない人。だからこそ、読むと面白い。気持ちがわかりすぎて!
北朝鮮以外の旅エピソードもうなずきすぎて首が痛いほど。旅ってほんと、決して気楽なものではない。暑かったり痛かったり伝わらなかったり腹を下したりがほとんど。だから後から考えると楽しいんだけどね。
「家事ヤロウ!!」を観ていると、和田明日香さんが彼女の家のアレクサになにか言うたびにうちのアレクサが反応してレッチリとか台湾の曲をかけてくれるのですごく困る。だれでもいいんだね、アレクサったら
「epi」のオニオングラタンスープはものすごくおいしい。このお店はある意味決して特別な、珍しいお店ではないかもしれないのだが、心のこもったフレキシブルなおもてなしと異様なまでのパリ感に満ちていて、なんだかわからないけれど大好き。
今年最後の美人なふゆかりん。忘年会としょうして3人で2.5キロのムール貝をぺろっと食べたら、店長が「言語道断」だったか、「及びもつかない」だったか、「人後に落ちない」だったか、とにかく「そんなに食べるなんてありえない」という内容の言葉をすごく小さな声で言ったのを忘れられない。
酔ってこの細い竹を倒しそうな根本さんと竹を守る私。@こけぴよこのお店は子どもに優しいだけではなく酔っ払いにも優しい。そして焼き方や味がどんどんおいしくなっていく。何年も通っているけれど、日に日に味が良くなっていくお店って珍しいので心から感心する。あの場所でお店を続けるって、しかも良くしていくってどんなに大変なことか!
根本さんは30年間ずっと、だれよりも正確に私の小説を読んでくださるので、心から大切な人。来年もほめてもらえるようにがんばろうと思う
知人のもうひとりのプロの旅人(いっしょにしていいのかな 笑)、香港帰りの西川くん。フリーコーヒーの活動によって、いろいろな人に出会ってどんどん大人になっていく彼だ。
旅を共にした自転車が本人以上にたくさん語ってくれてる感じがする。
西川くんがくれた花は、彼の面影が宿っていつまでも元気
宇宙人が主宰する宇宙人忘年会(ツッコミどころ満載だが、詳しく説明しない。すごくいい感じでした。特に宇宙人のスピーチで『戦争の反対は平和ではない、平和と平和がぶつかるから戦争になることもある。戦争の反対は芸術です』というのがいちばん感動した)で、大宮エリーさんと。昔からの知り合いとしか思えない彼女。一瞬で仲良くなりました。文章がうまいのはもちろんのこと、絵を描くってなんだろう?と思うとき、彼女の姿勢にものすごく共感する。描きたいから、この色しかないから、ただ描くっていうあり方に。
お向かいの奥さんにいただいた百合。猫に百合がよくないらしいので、こっそり小さな部屋に飾っている。夢みたいな香りがして、だんだん咲いていく
「BANANA DIARY」のイベントの動画が公開されました。
なぜかものすごくふなっしー手帳が買いたくなります&私の尋常ならざるおじいさん感が見所。
たくさんの思い出、たくさんのお花。みなさま、老いも若きもどうかどうか、心平和な年末の日々でありますように