バリからの帰りの便のゲート前のみなさんの眠そうな様子と言ったら、自分も含め言葉につくせないほどの重さである。というのも、たいていがホテルをお昼にチェックアウトしてからなんとかして9時間くらい外にいなくちゃいけないわけで、空港に10時くらいについて、着替えたりいろんな手続きをして、やっとこさゲートに行けるのが夜中の12時過ぎ。

いつも極限状況を見る感じがする。

今回は風邪後で体調があまり良くなかったのでなるべくむりをしなかったけれど、それでもヨレヨレの汗でドロドロになった。

このドロドロの洗濯ものをいっぺんにするとこれまたスカッとするんだよなあ。

そう思って帰宅して洗濯しながらうたた寝したりして、テラスハウス東京編の最新エピソードを観ていたら、世田谷代田駅前のヤマザキデイリーストア、サンカツのおばちゃんがすごくたくさんしかもいい感じで出ていてびっくりした。話しかけているまんが家さん、イタリア人のペッペの後ろには私が送った花スタンドの宛名がちらっと見えている。

彼の新連載が載った雑誌を彼が買いに来て、おばちゃんがそれについて優しく話しかけるという内容なんだけれど、すばらしい会話だった。

そして私もよくお金が足りなくてビールをひと缶戻したりということをあのお店で、ペッペが雑誌を買い占めようとしたらお金が足りなかったときのようによくやっているのでおかしかった。

おばちゃんはいつも道で夕方は子どもたちの帰宅に声をかけ、夜はサラリーマンやOLや主婦に優しく話しかけ、もっと夜の部では息子さんが人々の心を明るくする声がけをしていて、ほんとうに名物の、町の安全を守る奇跡のヤマザキデイリーストアなのである。

前に極めて近くに住んでいたから、毎晩お世話になった。子どもがひとりで買い物に行っても安心な店だったなあ。子どもが家につくまで見守ってくれたし。

あのおばちゃんの姿が全世界に流れるなんて、ほんと、嬉しい照れ

 

兄貴のところのフレンチブル、動きすぎてあまり映らない目

ホテルにあった蓮の池

チョコレート工場に入るときの私たち

イダさんが持ってきてくれたランチ

アマンダリにこれほど堂々とドリアンを持ち込んで山盛り食べた人はなかなかいないと思う。私たちも一生分くらい食べた。おいしかった〜

雨季だけど晴れ間もばっちり

イダさん(私の『サーカスナイト』という本の中に、兄貴と共に登場している)のヒーリングとアドバイスのおかげさまで、体調がバッチリ回復した乙女のトキメキ

人柄も、腕も、精神性もすばらしい人だ。イダさんのことを思い出すだけであまりの神々しさに涙が出る。前に大怪我したときに、自分にぶつかってきた車の運転手が若者で保険に入っていなかったから、彼の将来を思うと気の毒だからとお金を取らなかったイダさんだ。

奥様も健ちゃんもずっと待っていてくれたので、みんなでゆっくりといっしょに過ごせた。

これは最終日のやはりイダさんが買ってきてくれたバビグリン。豚のあらゆる箇所がおいしく料理されている豚

会えただけで具合がよくなる。健ちゃんの家にて。

私が初めて英語を習ったAiya先生がいろいろな国に行っていたが結婚出産して帰ってきてまた教えているとのことで、すてきな写真がAiyaさんのお母さんのマギーさんから送られてきた。私は彼女が18くらいのときに習っていたんだけど、当時もあまりの美しさにクラクラしたのを覚えてる。教え方は論理的でとても上手。

ここの英会話教室は、少しもふつうの感じじゃないし一見ゆるいんだけれど、英語が大好きになるし、発音がみなさん完璧なのでヒヤリングが伸びる。あと文法をちゃんと教えてくれるので、だらっとなんとなくしゃべった気になって帰るということがない。宣伝っぽいけど、そして私もまだまだ英語はだめなんだけれど、ひとかけらでもできるとしたらここの先生たちの家族的な優しさのおかげさまだ。懐かしさのあまり何回も写真を見てしまった。

こんなきれいな人、この世にいる??ラブラブ

ご主人も今はここでクラスを持っているみたい

 

今回もまたインドネシアで必死で英語を話したんだけれど、できるという状態にはほど遠く…下矢印

こつこつと勉強していこうと改めて思ったが、教室に行けるほどの時間はまだまだないので、自力で少しずつ。

とにかく日本は寒いですね雪の結晶

すっかり焼けて黒ばななになって(性格はもともと黒い)帰国しましたが、みなさまも同じ空の下、あと少しの今年をいい気持ちで終えるべく、のんびりかつ機嫌よく、過ごしていきましょうね星

そういうわけで私は明日も洗濯をします。真冬に夏服を洗える幸せをかみしめながら。

 

過酷な移動ですでにヨレヨレになった私の「BANANA DIARYびっくり