3月20日
オーストラリアに仕事で何回か行ったことがある。アボリジニのご家族の、半分屋外のお家でお茶したことさえある。考えてみるとすごく珍しい体験で、敷地内にはご先祖様を祀るすばらしい遺跡(部族ごとにモチーフが違っているすばらしいアートのよう)のようなものがあった。みんながそこに日々祈りを捧げながら森の中で暮らしていた。
オーストラリアの夜にしかないあのスカッと抜けた感じは、他では味わえないといつも思う。ハワイともバリとも違うのだ。
人の心に広い大地がある感じ、でも少しもの淋しくて、その気持ちを生きることそのもので埋める感じとでもいうか。
今日も今日とて、ユウサミイさんのライブに行った。彼の発声はものすごく珍しくて、生声なのに全く頼りなくなかった。そしてごくふつうのこと(愛、思い出、夢)を歌っているはずなのに、彼が歌うと急に魔法がかかる。
ポジティブなんていう簡単なものではなく、強いていうならロバート・ハリスさんに少し共通する自由の匂い、外国で仕事をし、生きたことがある人特有の、徹底的に人生を生きる、楽しむという覚悟みたいなものが香ってくる。
声にこもっている「気」の中には1点のにごりもない。彼の生きてきた道がとてもクリーンなそして情熱的な美しいものであったことが、そのぶん苦しみを真っ向から味わってきた人であることが、ほんと〜うによく伝わってきた。オーストラリアにずっと住んでいた彼の描く風景に、あのスカッと抜けた星空を実感として思い出した。
ちなみに私はこの歌がものすごく好きです。あと「フロンティアー」という曲ではほんとうに泣いた。サミイさんの大親友の陽ちゃんが、ずっと口を動かしていっしょに歌っていた、その様子を見ると毎回ぐっときた。
奥さまに捧げた歌も良かったなあ。
その上、あのすごいすてきな声で放たれるパカンと突き抜けたひねりのあるギャグがまたまたレベル高く、奥さまに貴様と呼ばれていた話とか、帰りにじゅんちゃんに「またぽつぞうに行くよ!」と彼の店の名前をわざと呼び間違え、「ぽっ蔵(くら)だから!」と言われていたのとか、前に飲みに行ったとき(ぽつぞうにね 笑)ものすごい美人が「私はどこどこに住んでます」と言って、みんなが「サミイさんちの近所じゃん」と言ったら、キラキラの笑顔で「送らないよ!僕、こう見えて、そういうところは意外に冷たいの!」とさわやかに言ったところとか、最高だ。
龍平くんには悪いが、「君よ生きて」の感動の50パーセントくらいはサミイさんの音楽の力だと思う。
サミイさんの全部がそんじょそこらの「いい感じの歌を歌う」レベルやスケールの人じゃないので、知り合えたことが嬉しかった。
憩いちゃんさんが憩いちゃんであるかぎり、いろんなことが若干ややこしくなるとは思いますが、それはそれで人生の味です。お父さん、うんと嬉しかったでしょうね!
よしのりくん、めっちゃ寒い春の日に、金沢など観光地でタンクトップに短パンで、金箔ソフトクリームとか食べてる海外の方、いますよね。肝臓も腎臓も大きいんでしょうね、いっぱい熱を生みださはってね…となぜか関西弁で思います。
ちさとさん、ピンバッヂでした。
yuukiさん、おめでとうございました
yukiさん‼️こちらこそです。
帰りにじゅんちゃんとラーチャン(小沢くんの歌にも出てくる下北沢みん亭の、伝説のセットメニュー)を食べる。ジャケットを着たじゅんちゃんが下北沢にいるのがとっても不思議だった。いつもバリでTシャツで会ってるから。兄貴のつないでくださったご縁に感謝です
パパのいいカメラで撮ったいい写真
サミイさんありがとう
いつもかっこいいじゅんちゃん
咲いてる咲いてる
街を歩く人たちの服がだんだん明るい色になってきて、楽しい気持ち。
みなさまも楽しい、よい夜を。よい気をたくさん発しましょうね。美しく澄んだ歌のように