3月4日
わりとリアルタイムにこだわっていたんだけど、考えてみたらカナダとかカリフォルニアとかブラジルとかインドとかロシアの人も読んでるんだから、そこそこずれててもいいんだなと思い、ちょっとずらしたりしてみる。もちろんずらさない日もある。1日何回も書いたり、書かなかったり、写真だけだったり。てきとうでいいのだいいな〜、てきとうって。そのほうがみんな飽きないし幸せ。
ミュゲさん、ありがとうございます。むりしないでくださいね。転んだわけじゃあないんですよふくれたんです!
さおりんの歯の話、怖すぎます。よしのりも読んで癒されるといいよ…(癒されないよ!)!
ストールはシルクとカシミヤ半々で、バナナ色だからと本田健さんの奥様が選んでくださいました。
bingさん、京都は最強ですね!そしてそのおひなさま、レズビアン推しですね!
憩いちゃんさん、Qちゃん、読み返してみてくださいよ、ものすごくアグレッシブなので(笑)!いやいや、それよりカフェの本を読んで、「ひとりぼっちじゃない感」を味わってくださいませね!私はあれを読んで、ほんとうに「ああ、よかった。私だけじゃない」って思ったので。
ochaさん、シュッとしてますやん!
miyabiさん、インドは、私の場合ですが、耳がすごく疲れました。遠くの音までよく聞こえる上に、クラクションがハンパなくて。
満開!
花粉症の薬を半分にしてみたら、ちょうどいい。これが効かなくなってきたころに終わる計算である
勝手にお薬を飲みやめたり減らしたりしないでくださいね!へ〜イ!
いつもお昼にそうじの途中で廃人のように階段で寝こけたりしていたので、やっとそうじもできるようになった。
ということで、今日は取材旅行の手配をひたすらする。
驚くほどたくさんの宿がつぶれていて、日本が心配になる。そういうところをきっと大手資本がどんどん買ってオリンピックまでにはリニューアルされたりするのかな。調べるごとに、こんなに大きいのにだれもいない廃墟が建ってるんだなと思って、ドキドキする。館山の北のだいたいのところは、合宿と犬OKの宿に変貌していた。
これまでにいろいろなパターンをやってみたが、ホテルは公式サイトに電話するのがいちばんいいような気がする。今日も、サイトには載っていないさまざまなお願いごとをじわじわ攻めたり交渉したら、だんだん相手も根負けしてなんとかなった。まあ、何回も行ってるホテルだからというのもあるけれど、係の人がたいへんにしっかりした良い人だったので、助かった。受付はホテルの最前線だなあとしみじみ思う。
引き寄せというよりもむしろ小説って生きてるなと思うのは、たまたま兄貴のところに行って、たまたますごく仲良くなったりんたんがたまたま私の小説の毎回の取材先の館山で石けんを作っているということが、果たしてこの世にそうそうあるんだろうか?ということだ。小説が呼んできたご縁だ。
おかげで次回は珍しい場所を無償(でもごはんはおごる〜)で案内してもらえる。
これがもし行く先々で「館山の人、いますか?」って取りにいって知り合っていたら、お互いが固くなってしまうように思う。自然に自然に、流れるようにインドネシアで知り合って、それが今小説に活きるというすばらしさ。私もりんたんの石けん作りに名前やブレーンとして参加し、最高のものをこの世に広めることができる。私もまた無償で参加している。私たちは、お金ではないものを交換している。そのすばらしさよ。それがこの世の中に、石けんや小説として出回り、その適正な対価で私たちは生活をし、人の役にたつことができる。
そうそう、仕込んでいた石けんがそろそろできるみたいですよ。私の髪の毛が最近よくなったなと思う人は、良かったら試してみてください。表向き洗髪石けんとは書いていないですけれどね。
http://gor586374.owndshop.com ←りんたんのけもの石鹸
そして今回の宿は、実は前回泊まったとき、オハナちゃんが死んだところ。翌朝、涙をこらえながら帰った。
その夜、家族以外にたったふたりだけとLINEと電話で話した。そのふたりと、前回いっしょに行った千葉の子がたまたま今回旅のメンバーなのだ。きっとオハナちゃんがお礼にみんなで泊まってね、こんどは涙ばかりじゃなく、楽しく泊まってねと思ってくれているにちがいない。
でもオハナちゃんと同じ種類の犬であるこの子は、
「旅?留守?冗談じゃないわよ、ふざけんな」
と思っているだろう。それもそれでまたよし。
先日、梅と大根のデトックス汁について書いてあったとお伝えした「聖大使」がまたネットで買えるようになっていました。そして続編の「聖天使」もすごく好きです。この小説のような不思議な本は、ものすごく筋が優れているというわけでもなく、美文でもない。でも、なにかがあるんです。心が整うなにかが。これは、作者の心が整ってないと決して書けない。
私がいちばんすげ〜なと思ったのは、ここに出てくる紫音さんという美しい天涯孤独の占い師さんが、「愛してるのではなく、トイレとか、植物とか、嫌いな人とか、みんなが自分を愛してると思ったら、しかも理屈ではなくて、頭でそう思おうとするのではなくて、ただそのまますとんとそう思ったとたん、世の中に対する感覚が大きく変わった」というエピソードの部分で、ほんとうにうなりました。
世界に愛されたから、この世に生まれてるんですもんね、私たち。
「…でも、自分はそうじゃなかった」というような理屈がもくもくと湧いてくるのが人間というもの、大人というもの。でも、すとんとなっちゃえば、急に水が澄むんですよね。赤ちゃんのように。
なぜ押さえてる
借景の梅が満開
さてさて、みなさん、今夜も明日も幸せな気持ちで、キラキラの、世界に愛されている、よい1日を