韓流世界と西村先生

１２月４日

ユチョン…！ごめんよ、つい顔まねをしたり、トイレの人とか呼んでたよ！私の読者であれば心から愛するよ！

韓国では目上の人に対する礼儀がハンパないしっかりさなので、韓国の芸能関係の人に会うと「ソンセンニム！」などと呼ばれ、日本に置ける「昔ヒットを飛ばした一発屋の変なおばさんだが小説も書いているようだ」というような扱いとはわけが違い、かなり動揺することが多い。

また、なぜか韓国の若き芸能人にとって、私の本を読むのは少しかっこいいことのような風潮があり、とてもありがたい。BTSの方たちも読んでくださっているし、会ったときスヨンさんにも喜んでもらえたし、ユンホさんの机の上でも私の本が発見されている。スンギくんだって小説に書いたらすごく喜んでくれた。あんなに修練を積み、苦しみ、悩み、そして輝いている人たちの力になれることは光栄としかいいようがない。

それから、タヌキは離れていてもいるのがわかるほど臭い。

ちえちゃんが私の実家でざぶとんでくつろぐタヌキ（うちは日本むかし話か！）を見て「この匂い久しぶりに嗅いだな〜」と言ったときは感動した。

なんとクレジットカードが盗まれ、使われなかったけれど、いろいろたいへんなことに。でもアメックスの人たちは優秀な対応で、だんだんこのへんで番号変わるのもいいのかもとさえ思えてきた。そのバタバタの最中に息子の合格がわかり、彼は１５歳にして学歴ゼロから中卒になった。速達で届いた合否の封筒を開けるのがこわかったのも久しぶりなら、抱き合って喜んだのも、子どものことで嬉しくて泣いたのも久しぶり。

夜は夫と西村先生のCS６０についてのトークショー＠晴れ豆。

ものすごくいい内容だった。希望が持てた。人間は日々体を自分でケアできるし、お年寄りは寝たきりにならなくていいという未来。そこに向かってほとんど報酬を得ずに毎日奔走する西村先生の明るい笑顔や力強い姿。

柔と剛みたいなそれぞれのCS６０のセッションの違いもよかった。

来ている人の顔がみんな明るくて、みな前のめりで、学ぶ気持ちがたくさんあふれていて、学ぶことの良さをしみじみと感じた。

西村先生のCS60の色が黒くて、バージョンもいちばん最新で、軽いという話を聞いて、EIJIくんと「あれってアメックスのブラックカードみたいなものかしら？」と言い合った。