6月17日おばけくん

 

森田童子さん、亡くなってしまったんだねえ…!まだお若いのに。

愛するアーシアちゃんの彼氏も、ケイト・スペードさんも。

ひとつの時代の終わりを感じる。

少し前に死んでしまったうちのアホだった犬が、ハワイ出発に怒って私の古いバッグに行きがけにおしっこを激しくかけ、蒸れる飛行機の中で臭さに苦しみ、行った先で洗って干したけどどうしても匂いが抜けず、ええい!とアラモアナで買ったすてきなケイト・スペードのバッグのことを思い出す。数年後に出すものに困ってフリマの目玉として出してしまったが、いいバッグだった。

 

えーん

 

引っ越してからずっと整理しようとし続けている。

断捨離もなにも判断のつかないことが多すぎる。ドラえもんに出てくるツチノコのフィギュアとか(たった1話しか出てこない)、のび太くんが好きな架空のまんがオシシ仮面のフィギュアとか(おなじくたった1話しか出てこない)、仮面ライダーカブトそのものならともかく、まるっきり水嶋ヒロくんの姿をしている天道くんフィギュアとか…まあフィギュアばっかりだが、飾るのも変だし取っておいてもしかたないし、価値もそんなに高くないし、でも捨てられない。

まず自分の頭の中身を整理しろ!ということですわね!

 

ショボーン

 

あまり陽気な話題ではないのですが、そういうこともあるのも人生。読み物として読んでくださいね。

昨日のコメントを受けて、死んだ友だちについて少しだけ書く。

友だちが病気なのを周囲に隠して、最終的に死にかけているところを、私が部屋に突入して発見した。

死にかけているということは1週間は倒れていたということで、もちろん部屋のようすは夢で見たり、フラッシュバックしてきたりと、トラウマになるレベルだった。

アジアの不潔旅に慣れていて、親の介護の世界にも多少(私は入院のお金を担当し、ほとんど姉ががんばった。あの頃ほど鼻血出るまでしたくないことまでして働いたことはないので、悔いや罪悪感はない。しかし実家に行けばもちろん下の世話に関わる部分はあった)の経験はあったし、なんといっても毎日床にいろいろなすごいものが落ちている家に暮らしているので、なんとか片づけたり対処できた。

しかし、これまでとても頼りにしていた年上の美しい友だちがそのように死んでいくのを見るのはやはりつらかった。

彼女と何回も温泉に行ったり、生活を共にした側面があったのも大丈夫だった一因だろうと思う。

問題は彼女にほとんど友だちと言える人がいなかったことで、ご実家が遠いのでご家族はいったん帰られてしまい、数人の友だちで持ち回ってなんとか看取ったのだが、死んだことを知って、そこにいなかった後から知ったみなさんが私に個別に連絡、質問をしてくるようになった。

むりもないと思うし、私も親しい人にはそうとうこのトラウマを話してぶつけたのだが、彼女の顧客(サイキックカウンセラーだった)ひとりひとりに会いたいと言われて、それぞれと会ってそのときの説明をするというのは、私の傷をえぐることになるし、なによりも私の仕事ではないと思えた。

私は日々我ながら恐ろしいほどたくさん仕事をしていて、打ち合わせ、各国でのミーティング、出張、トークショーなど予定も3ヶ月先までほとんどみっちりで、家事や子どもの学校の行事などももちろんあり、そんなことをしていたら自分が倒れてしまう…というくらいの数の問い合わせがあるのです。この件に関しては。

そりゃそうだよね、人がひとり死んだんだものね。

でも私にはなにもできない。彼女を救急車に乗せて看取っただけで私の役目は終わったときっぱり思う。

そしてなにより、彼女は生前いつも私に「人に会いすぎないで、相談にも乗らないで、思い切り書いて、書く時間を取って」と言っていたから。

なので、どうしてもそのときのことが知りたい人は1ヶ月だけ400円払ってnoteを彼女が亡くなる回まで読んでいただくことにして、また好きに解約してもらうことにしようと思った。そしてちょうどそのぶんくらいの額のお供え花を彼女のご実家にお送りすることにした。

書くことだけが私にできることだと思うからだ。そしてあとはそっとしておいてほしい。私は私で彼女を静かに悼んでいこうと思う照れ

幸せな思い出がいっぱいあって、いっしょに過ごせてよかったなあと思う。

彼女の明るい笑顔を思い出すと、今は悲しいけれどきっとそのうち笑顔になれる気がする。

あと、どうでもいいけど「戦士の休息」は本家本元がなぜか見つからず、もうわかればなんでもいいやっていう感じでした!

 

爆  笑

 

さて、では家にある賞味期限が迫った全ての缶詰カレーをミックスして、さらに自分の味にアレンジするという難題に取り組もうと思います!よい週末をチュー

おまえはなぜ魚と遊ぶ!