昨年NOVEL Racingさんと共に戦ったニュル24時間。

24時間を戦い終わった後、NOVEL代表の渡邊さんが「来年はGT3で出たい」と仰りました。しかし、正直それは簡単な事ではありません。

購入可能なRC F GT3の中古車両は無く、新車を購入するとなると莫大な予算がかかりますから…

でも不思議なもんで色々と繋がっていくもんなんですね。

以前から「ニュル行きたい」と仰ってたマサさんことRacing Project BANDOH代表の坂東さん。

Super GTでもお馴染み arto からタイにあったRC F GT3を借り、NOVELとタッグを組んで
Racing Project BANDOH x NOVEL Racing
があれよあれよと生まれました。
早期から話を頂き、この日を心待ちにしていましたビックリマークビックリマーク

2019年のニュルブルクリンク24時間は昨年自分が乗ったRC Fカップカー(ゼッケン20番/SP8クラス)との2台体制。

19号車のメンバーは吉本と

ドミ肉・ファーンバッハー

◯子・シーフレイド

ミハエル・ティシュナー

自分、176cmですが…みんなデカいw

因みにこれみんなのサイン(笑)

Super GTではリストリクター(エンジンに入る空気の吸気口)のサイズが38パイ(mm) x2なんですが、ニュルはと言うと先月行った予選レースでは33パイ x2。とにかくストレートが遅く、トップスピードが250km位しか出ませんでした。

近年のGT3車両が速くなりすぎている事もあり、ニュルのレースではGT3全体がパワーダウンさせられているんですが、RC F GT3はニュル24時間に出場したことがないから主催者もどれだけ絞ればいいのか探っていたんでしょう。我々が三味線を弾いているという疑いもあったでしょうし。

回を追うごとにリストリクターのサイズを大きくしてもらい、最終的に他のGT3と近いパワーレベルになり、トップスピードも270km位まで伸びました。とは言えポルシェは更に10km位速かったですがあせる

木曜日にフリー走行とQF1、金曜日にQF2とありましたが、吉本は決勝までは木曜日の2周だけ。
バランスが出ていなかったんでその後は全てをドミ肉に託しセットアップに専念してもらいました。

トップ30を目指した予選でしたが残念ながら31位。トラフィックに引っかかっていなければ確実にトップ30に入れていたんですが…仕方がありませんひらめき電球

今回はトヨタの豊田章男社長もToyota Gazoo Racingのスープラにご自身で参戦されていてインタビューにも訪れて下さいました。

社長からドライバー4人にと頂いたステッカーをヘルメットに貼ってSafety Driveグッド!

160台集まり、ファンがガンガン入ってくるグリッドは毎度ハンパないです。写真で伝わらないのが残念DASH!

RC F、ヨコハマタイヤさん、Racing Project BANDOH x NOVEL Racing、愛日ドイツメンバーと共に JAPAN パワー を見せつけるべく24時間レースに挑みましたドイツメラメラ日本

ドミ肉 → ◯子 → HY → ミハエルという感じにスタートからレースを進めましたが、まず2スティント目に向けスタートした際、ピットレーンでフェラーリに当てられて左側のサイドステップとマフラーにダメージを負いました。
それと燃料タンクのバルブ?の問題で燃料がしっかり入りきらない状況がおきてしまい、本来より短いスティントになることも。

今年は一度も雨が降らなかったのが凄い。Ring Racing代表で、今回GRのスープラもドライブしたUweによると多分2001年以来じゃないかと(正しいかどうかは分かりません)ガーン

ライトも他メーカーに比べると暗いけど昨年のヘッドライト片っぽしか点かない事件に比べるとよく見えるOK

夜中… ずっと入りづらかった燃料でしたが、給油作業中に漏れてしまい、燃えました… 動画を見ましたがかなり燃えてました… メカがひとり手に軽い火傷をしただけで済んだの良かったです…

火は怖いよマジでガーン

その後、当てられてダメージを負ったマフラーの交換、そして燃料系のトラブルで合計1時間半ほど止まっていたかと思います。

それまで20位以内を走っていたんで戦線離脱には残念でしたがメカが頑張ってくれて完全に明るくなった頃再び走り出すことができました。

その他はトラブルが出る事もなく、そしてめちゃめちゃ荒れたレースでアクシデントもなく、スタートした時と同じ原型を残したまま最後まで走りました。

Lexus RC F GT3。よく頑張りましたグッ
悔しい結果ではあるけど皆んなで頑張ってゴールまで運んだ。リザルトはいっぱい周遅れの総合45位。クラス順位はゼッケンと同じ19位。

ニュル24時間でチェッカー受けられるのはスタート台数の何パーセントなんやろう?

渡邊、坂東両代表やメカのみんなも一睡もしないで戦いました。感謝お願い

レース後の晩餐会

楽しい仲間に恵まれて笑いの絶えないお疲れ様会でしたニヒヒ

Racing Project BANDOH x NOVEL Racing によるチャレンジの一員のして参加させていただけた事を光栄に思います。

ドミニク、マルコ、ミハエルもほんまdankeグー

そして日本からもたくさんの応援をありがとうございました拍手

2020もNürburgring 24H再びチャレンジできますようにビックリマークお願い


かかってこいや!