フォーミュラレースばかり出ていたHY初の箱レースは2001年の鈴鹿1000kmでした。

当時はFIA GT車両やら、全日本GT車両やら、S耐車両やら、RSやら… なんや色々な車が走っていて、吉本は『Tracy Sports』さんのS2000で走らせてもらいました。

S耐クラスは、一色単にS耐クラスだったのでS耐のクラス別けがないからクラス優勝はしていないけどS耐クラスでは総合2位やったかな。当時のS2000(ST4クラス)のコースレコードを樹立した箱車デビュー戦。レース中にコントロールタワーに本気で怒鳴り込みに行ったりまだまだ熱かったな俺…(笑)
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初優勝は2007年に紫電で。

2006〜2008年はGT300チーム『Cars Toka Dream28』さんに鈴鹿1000kmだけCドラでスケット参戦させて頂いていました。

挑戦2回目(2年目)のこの年の鈴鹿1000kmが俺のGT300クラス初優勝
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この年、Formula Nipponで本当に…本っ当に辛いシーズンを送っていたし、自分的にもモチベーション含め落ちていたシーズンでもあったからこの結果は尚更めっちゃくちゃ嬉しかった。
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ずぅ〜〜〜〜〜っと応援し続けてくれている高橋パパの優しさとレースに対する情熱、加藤さんの「ぜってー負けね〜ぞ!」的男前っぷりと渡邊エンジニアの俺に対する「クールスーツ壊しただろ〜!?」的疑いっぷりが最高の思い出w
チームのファミリー感が最高です。

今は別のチームやけど、俺はずっとこのチームの一員(勝手にw)
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二度目の鈴鹿1000km勝利は、流星の如く現れてSuper GTを荒らしまくり、たった3シーズンでその歴史に幕を閉じた『A SPEED』さんとアストンと星野Kazukingとともに獲った2012年の鈴鹿1000km。

このレース、予選PP→失格→最後尾スタート→優勝 と俺らは圧倒的に強く、序盤から早々にトップをブッチブチにブッチぎっていたけどラスト数周エンジンおかしくなって、トップで受けたチェッカー後に車が燃えて消化活動をしたり…となんともドラマティックなレースでした
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この年は第2戦からNEWマシン導入。走っていれば強いのにとにかくトラブル続き…で結果的にチャンピオンにはなれなかったけどこの1000km含めこのシーズン2勝。本当に強いパッケージだったと思います
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今でもパーソナルスポンサーをしてくれている母体のtriple a出版高木会長のクッソ熱い情熱とメンテを請負っていたアルナージュの癒し系空気感と、イケイケドライバーx2のバランスが絶妙で喜怒哀楽がこれまででいっちゃん激しく、最高に思い出に残る年・鈴鹿1000kmでした
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そして最後に勝ったのは我らが『LM corsa』がまだ赤ん坊な発足初年度の2014年。

それまでS耐のST-3でGS350を走らせていた大阪トヨペットを母体にするOTG Motor Sportsが色々あって日本レース最高峰Super GTに参戦する事になり、『LM corsa』を発足。HYも光栄ながらそのチャレンジの輪に混ぜてもらいました。

発足当初はもうほんっとに大変でヤサグレ動員が溢れていましたが…w 少しづつ、ひとつずつクリアして行き、着実に成長して…鈴鹿での60号車は神がかってアホみたいに強かった
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正直チーム的にはビギナーズラックもあったと思う。正直あんなに全てが上手くいくレースは無い。本当はもっと難しいんやでってチームに知ってもらいたい、今後楽観視してもらわれない様にしないとな…ってのが率直な感情でした。

勿論みんなすげぇ〜色々やってくれてたし、エンジニアだって最高のセッティングを出してくれてるんやけど、ほんまたまたま全てが合っただけ。

今の彼らはこの時の何倍も苦労しているの知ってるし、彼らが当時の自らを振り返れば↑で言ってることに頷くんだろうと想像する
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にしてもこのレースも強かったな俺ら。絶対勝つって思ってたし。

そんな2014年の1000kmで共に優勝した章さんとのペアは今年でなんと4シーズン目!


今週末はいよいよ今シーズン限りで終止符を打つ伝統の“鈴鹿1000km”。 その頂点は是非60号車が頂きたい。

2015年シーズン〜これまで表彰台にすら乗れてない分際やし正直根拠も何もないよ
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けどね、これまで結果が出るレース前は不思議な事に毎度良い予感を感じていました。

あるか?
ないか?





あるよ。





この感覚を信じたいね。




俺は三度の鈴鹿1000kmウィナー
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そろそろ吠えさせてもらってもえぇ頃合いやろ




かかってこいや!