マカオから直送された488GT3は先に出発したメカニックによって火曜、水曜の二日間で『耐久仕様』へ仕様変更。
今回、ドライバーはMorris&吉本に加え、昨シーズンのALMS最終戦から予約していた細川慎弥選手と、そして当初リリースされていたドライバーグレード条件にたまたま当てはまった振り返ればそこにいる…
でお馴染みの吉田広樹選手
四人もドライバーがいるとジャーマネさんも大変ね
なんしか準備は整った
なんで
所でセパンのピット裏にはこんな立派な建物が建っていました
そして金曜日は更に2時間のプラクティス後に予選、そしてトップ15台による予選という一日。
給油に関係するスタッフはFIA公認ヘルメットを被る必要がある為、HYのお古を含めドライバーのヘルメットを被っていたのでドライバー交代でピットへ入ってくると一体誰にドラチェンするのか分からない感じになってました(笑)
して予選、、、 木曜日の走り出しからかなりバランスも良くなったのに、コースコンディションだって極端に悪くなっている訳じゃ無いのに…いっちゃん最初にどオーバーなバランスで出したタイムからコンマ1秒しかタイムが上がらず、8番手でした。。。
土曜日の12時〜24時までの12時間で行われる長丁場なレース
グランドスタンドはご覧の通りほぼ誰もいません が、ライブストリーミングやライブタイミングによって世界中から「生」で「タダ」でレースを追うことができる。スポンサーさんにとっても、行けないけど追いたいファンにとっても、母国で帰りを待つ家族にとっても、悪いことが一つもないライブ配信。海外では当たり前なので日本もそうなる日が来ると良いですね
ウチはのスタートはモーリスが担当
結果的に優勝した15号車ですが、この時点でピットスタートとなっていた為目の前のグリッドが空いて実質7位からのスタート
1コーナーで番場と接触して左フロントアンダーに付いている壁(部品)を失いましたが、ミスなくきっちり義務時間を走り切ってくれました
そして吉田→慎弥→吉本→吉田→慎弥→吉本→慎弥→慎弥→吉本→吉本という流れてレースが進みました(多分)。
そして24時間キット(夜間走行用ライト)も装着
当たり前やけど湿度も高く、暑いセパン
次セパン行く時はスポットクーラーx10台位必要かなw
2時間のペイドプラクティス1本目は超どオーバーだった走り初めのタイムで2番手
その直後にあった写真撮影の時にポルシェのバンバーに聞いたら「リスが絞られていて厳しいから今回は2秒位置いてかれると思う…」って。
いやいや…
テストで行かれる皆さん、この建造物は基本全面ガラス張りなのでパーテーション的な物の用意が必要です
日本から持ち込んだ飯達
おかげ様で今回は多分誰も食あたりにならなかった
裏にはオープンテラスも。(たまにセパンのスタッフがここで勝手に休憩してますw)
効きすぎるエアコンも完備されていてお裁縫にも適しています
プラクティス2本目も2番手。
プラクティス3本目のナイトセッションは義務周回の一人2周づつを熟して翌日に備えて早めに切り上げ撤収
プラクティス3本目のナイトセッションは義務周回の一人2周づつを熟して翌日に備えて早めに切り上げ撤収
そして金曜日は更に2時間のプラクティス後に予選、そしてトップ15台による予選という一日。
暑いけどこのレースはメカニックもアンダーウエア含め全て耐火服を着ることが義務
ポーズ不理解不能な雄磨としゅんは自分のレース用ヘルメット着用
ぶっちゃけ絶対フロントロー獲ろうと気合い入れてたのに全く かけ離れていました。。。
長丁場なレースですが、HubAuto Racingはドライバーが四人(3人構成のチームもある)
1コーナーで番場と接触して左フロントアンダーに付いている壁(部品)を失いましたが、ミスなくきっちり義務時間を走り切ってくれました
実は去年のレースのブリーフィングでコース外走行はペナルティーを取ると言ってた癖にアホみたいに毎週コース外走行している車両がいるのにペナルティーが出なかったんでレースディレクターに「今年もとらないの?」って聞いたら「今年は取る」って言っていたんです。実際何度か警告が出たり2〜3台ドライブスルーペナルティーが出ていたみたいですが、そんなレベルではない位毎ラップ毎ラップコース外を走っていた上位陣。
縁石の外側まで使って良いなら得に決まっている。けどどれがNGでどれがOKか空気感が読めない僕らには真似できませんでした。
これは彼らの主催するレースへのエントリーの数を熟さないと分からない。
だって明白ではないから…
結局何度か“おかわり”の雨が降ったりでゴールまでずっとウエット路面でした
Morris、吉田、慎弥と良い走りをしてくれて車両もほぼ無傷。ノースピン。あの過酷なコンディション下でみんなよく頑張ったと思います。
それ以上に思ったのが、彼らは車を守って走っていない。12時間もの耐久レースだから極力マシンにダメージを与えないようできるだけ縁石だって乗せないように、ブレーキも労わりながら、ギアも無駄に落としたりしない様に…って考えて走っていない。
たかが12時間のレースを全開で走りきっただけで壊れる様な車は与えてくれるなって事なんでしょうねきっと。
ペナルティーも故障も恐れず御構い無しで12時間常に「全開」だったのが彼らだった様に思います。
それが正解かどうかは別にしてね。そういうのも含め、日本の中でだけで走っていては見えない所っすね。
途中のスリックレインも痺れました
上手くタイヤ選択が出来なかったり、タイミングの読みを読み間違えたり、ピットルールの解釈を間違っていたりと反省点は多いけど、また一つ引き出しを増やすことが出来ました
最後の吉本さんもそうですが、慎弥はウエット&夜という強絶難しい中、頑張ってくれてありがとう 安心して見て(寝てw)られたよ
河野エンジニア、野村データエンジニア、友ちゃんマネ、長田チーフ、さとしメカ、毎熊メカ、永瀬メカ、松本メカ、しゅんメカ、雄磨雑用メカ、HubAutoから助っ人で来てくれたメカ2名(ゴメン名前しらん!w)、お助けマンKenji、皆んなの力でしっかりと12時間戦い抜き、総合6位、Pro/Amクラス優勝という結果を得ることができました
丁度エンジンライフも終了。488GT3もご苦労さん
発足初年度
Sepang12時間Pro/Amクラス優勝
素晴らしい経験をさせてくれたMorrisありがとう
S耐で戦力となってくれたOllie、坂本選手、RQの二人、真矢ねぇさん、スポンサー各社様方、ファンの皆さんありがとうございました
こんなもんでは終わらんよ
かかってこいや!