もしかしたらシャーロットは世界一利口な犬かもしれません。
ペネロペ単独散歩から帰ったら、お泊まり中のしじみちゃんも一緒にジャック組揃って大喜びで迎えてくれました。
お迎えが一段落して、ふとみると、シャーロットが犬ベッドに鎮座してこっちを見ている。そして何か口元が変。
よくみると、数日前にダダが買ってきたレモンキャンディ。そっと手を差し出すと、すんなり渡してくれた。
渡してくれた時は、引き換えにおやつを渡すことになっています。これは固定ルールなので、たとえ彼女が盗んだものであっても返してもらったら謝礼をはらわなくてはなりません。身代金ゲームとも呼んでいます。だからシャーロットは、身代金欲しさに誘拐を繰り返すのです。
さてテーブルの上に置いてあったキャンディの入れ物はどこに行ったのか?部屋をぐるりと回って探すと・・・・はい、見つけました。それも驚く状態で。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240323/17/yoshimitropp/98/0a/j/o1080081015416524878.jpg?caw=800)
犬が盗んで持って行ったのだから、壊されていることを予想するでしょう。しかし、シャーロットの開封技術は、本当に犬がやったのか?!と疑うほどの素晴らしさ。
綺麗に蓋を開けて、その中からキャンディを一つだけ取り出し、そっと口に咥えて私に見せつけたのです。噛み砕くこともなく。
掠奪品を無傷で返す。これもお見事。シャーロットの目的は報酬を受け取ることで、ヌシを怒らせたり悲しませたりすることではありません。
そこまでわかって行動するシャーロットは、身体能力だけでなくその頭脳もずば抜けて素晴らしい、世にも珍しい犬なんですよ。