先輩と一緒のお散歩で、どうやって歩けばいいかコツを掴んだペネロペは、単独散歩でも上手に歩いてくれます。
 
今の段階のお散歩練習では、呼び戻しが90%、飼主確認が10%と言ったところでしょうか。
 

 

  呼び戻しの練習 Recall

呼び戻しは外出時の一番大切なキューだと思っています。呼び戻せるのなら、いくらでも自由に振舞ってもらえるし、危険回避も安全確保もすべて呼び戻しが絡んでくると考えています。

 

イキナリ「来い」と呼んで来るなんて期待していません。それは、ペネロペが我が家に来る前から始めた、ちょっと甲高い声で「ペニー飛び出すハート」と呼んで、リサとシャーロットに私の元に来てもらう練習から始まりました。

 

「ペニー飛び出すハート」をおやつが貰えるキューにして、家の中で沢山練習しました。ペネロペは自分の呼び名のペニーを覚えたし、名前が呼ばれたら私のところに必ず来てくれます。

 

 

お散歩を始めたらロングリードで自由に歩いてもらい、リードが伸びきる前に「ペニー飛び出すハート」と呼んで私の元に戻って来てもらいます。

 

 

  拾い食い対策

「ペニー飛び出すハート」と呼ばれればおやつが貰えるので、齧ってはいけないものを口にくわえていても、「ペニー飛び出すハート」で離してくれます。これは、完ぺきではありませんが拾い食い対策にも使えます。

 

仔犬がなんでも口に入れるのは、未知の世界を知るひとつの方法でもあるので、それを完璧に阻止することは出来ません。出来るだゴミやキケンなものが落ちていない場所を探してお散歩するのも大切ですが、拾ってしまっても交換できるように家の中で練習してあります。

 

 

  飼主確認を強化

飼主の確認は、アイコンタクトと呼ばれているものに近い。でも飼主が呼んで犬が目と目を合わせるアイコンタクトとは違います。そんな強制的なものではなくて、犬にとって何処へ行くにも必要なキーパーソンとなる飼主(ハンドラー)の存在をいつでも確認できる状態である事は、安全にお散歩するために必要な事でしょう。

 

ペネロペはそれを初日から認識しています。だって、知らない所に行けば頼れるのは飼い主だけですから。自然と常に私の存在を確認しながらお散歩してくれます。私の方も、ペネロペが安心して観察や社交を楽しめるように、私の存在が確認しやすい位置に立つようにしています。

 

 

アイコンタクトと違って、目と目を合わせる必要はないけれど、ぺネロぺが私の所在を確認した時はすかさずクリッカーを鳴らして、ご褒美をあげています。たぶん必要な行動だから強化する必要もないかもしれない。ただ、今は練習中なので、正解を示すためにもペネロペが私を確認するたびにご褒美を上げています

 

ただし、これは強化しすぎないように気をつけています。あくまでも自然な範囲で。お散歩が飼い主の方ばかりを見ながらではちっとも楽しくないとおもうのですよね。

 

  距離は強化子 Protected Contact

ペネロペはドッグランの外から、ランを見学するのが大好きです。ここれはいきなり犬が飛びついて来ても、吠えられても、平気で座って見ています。この守られた距離は、見習い期間の最高の道具。フェンス越しのご挨拶は安心をサポートしてくれる。

 
 
 
道ですれ違う犬は、フェンスがない代わり、十分な距離を取ります。私が・・・ではなく、ペネロペが自ら適切な距離を取るので素晴らしいといるも感心します。
 
それで突然飛びつかれたり、吠えられたりしても、距離があれば冷静に対処できるようです
 
 
吠えられてびっくりしても、ゆっくり離れて行くことも出来ます。距離を取れるというのは、強化子にもなるのですよね。危ないと思えば離れればいいんだ、関わりたくないなら近づかなければいいんだって解ってもらえれば(もう解っているみたいです)パニックしたり攻撃的になる必要はない。

 

こうして、ペネロペのトレーニングは着々と進んでいますOK

 
 

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