3月5日に母が脳卒中で救急搬送されて10日経ちました。
運命なら受け入れる
一報を聞いた時は別れを覚悟しました。
え?こんなに突然に?!と戸惑う一方、これが人生なんだと受け入れる自分もいました。これが運命なら私には何も出来ない。どんな形でも受け入れるしかない。そう言う事ですよね。
いつもの事ですが、お医者は最悪の状況を想定してお話をする。その最悪の状況になる確率はほんのわずかかも知れない。しかし、絶対起こらないと言えない限り、ほんのわずかでもその最悪の状態になる可能性があるなら考えない訳にはいかない。
最悪な気分で5日間を過ごした後、母は危機的状態を脱しつつあると知らされました。
私にできる事
脳梗塞を起こし、右半分の脳が壊死してしまったので、母はこの先どんな治療やリハビリを受けても半身不随のままで、介助無しでは生きていけないのです。
一番危惧するのが、自分の身体に起こった変化を上手く受け入れてくれるか?
母はとても自立しており、それを誇りに思って丁寧な暮らしをしてきました。もうそんな生活が出来ない事を母は受け入れ、新たな生活を始めることが出来るか?もうそれは、母の生きる力を信じるしかない。
もし母が現状を受け入れ、生きていこうとするならば、私は全力で母にとって最適な環境を用意しようと思う。
小さな歩を重ねていく
母には、自分の身体の状態を知り、それなりに使いこなせるようになってもらわなくてはなりません。
今いる急性期医療センターから出れる状態になったら、まずリハビリを専門にする介護施設に転院してもらおうと思います。リハビリ専門施設は期間限定入院て、いずれ別の終の住処になるだろう施設に移動する事になります。
期間限定といっても病名によって最長入院期間が決まっており、母の場合は150日となります。
母には、出来なくなった事を少しでも出来るように練習するのではなく、今の自分の状態で出来る新しい事をどんどん見つけてもらいたい。過去には拘らず、新しいライラスタイルとして挑戦を楽しんでもらいたい。
少しずつ、一歩づつ、出来ることを積み重ね、成功を積み重ね、自信をつけていってもらいたい。
問題は年齢ではない
93歳という高齢だからとか
もうそんなに先は長く無いからとか
もっと若かったらとか
そうじゃなくて、母がどうしたいかに全てを委ねたい。
そして母が生きている限り楽しい時間をすごせるよう、私は母を支える環境を整えたい。
これが私に出来ること。
私がしなくてはいけないこと。
そう信じています。
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