大変です!皮下補液点滴に失敗しました汗

 

  命を繋ぐ点滴

腎臓の機能が低下して、老廃物を除去できない腎不全。人間ならば透析を受けるのでしょうか? 聞くところによると、犬にも透析を受けさせる事が出来るようですが、デメリットが多くて現実的でないようです。

 

そうなると、皮下補液は透析の代わりになるものとして、定期的に点滴されなくてはいけません。幸い、それほど難しくなく、素人でも家庭で出来る・・・とはいうものの、点滴針を使用し、実際に皮膚に刺すのですから、私にはとっても出来ません。

 

  崩れる信頼関係と自信

事件は3日ほど前に起こりました。点滴中にゼロが大きく動いたのです。

 

それまでは、ダダがゼロの動きに合わせてとっても上手に針部分を抑えてくれていて、ゼロを保定することなく点滴していたんですよ。ダダはゼロをがんじがらめに押さえつけて点滴したくない、それはストレスになるからと、この方法を取っていました。

 

しかし、その日のゼロの動きは大きすぎて、針は抜けてしまい、ゼロもかなり驚いたようです。

 

そうなると、ゼロは怖がってしまい、ダダもすっかり自信を無くして、双方最悪な精神状態。これでは快適な医療行為は出来ません。それでもしないと、ゼロの生命にかかわる事ですから、なんとか意を決して、バケツゲームも用意して(バケツから目を離しても点滴を止める訳じゃないので、あまり意味がないですが・・・)ゼロを騙し騙し、この3日間はなんとかやってきました。

 

  とうとう諦める

昨日は、点滴し始めてすぐ、ゼロが暴れて台から飛び降りて逃げてしまいました。

 

その時、針が肌を傷つけたようで、ぽたぽた血が! それはすぐに止まったのですが、もうね、場の雰囲気はとってもネガティブになっていました。

 

それでも点滴をしないと、ゼロは身体に毒素を貯めて、気分が悪くなりご飯も食べれなくなるのです。仕方がないので、少し間ををいて、二回目挑戦。私がゼロにチンレストをしてもらい落ち着ける役。そうなると、バッグに圧を掛ける人がいなくなり、点滴は超スローで落ちるので、ものすごく時間がかかるのです。その長時間もストレスになる。

 

半分の150mlが入ったとこで、もう始めてから30分は経っていたような・・・もしかしたもっと短かったかもしれませんが、とても長く感じました。そして、またもゼロが動いて台から飛び降りたのです。

 

もうね、これ以上は無理!とそこで点滴終了。150ml入れる事が出来なかった分は、水分摂取で賄ってもらおう。
 

 
半部しか補液を入れる事は出来ませんでしたが、その後に夕食も食べたし、寝ている時の震えもなかったので悪影響は出ていないかと。これに関連しているかどうかわかりませんが、夜中に大量のお水を飲んでいた見たいです。
 
すごいなぁ~、補液足らなかった分は、ちゃんと自分で補充するんだ。(ホントか?)

 

  信頼と自信を取る戻すには?

この失敗はとってもダメージになりました。

 

自信を失ってしまっても、もう二度としたくないと思っても、これはやり続けなければゼロが生きていけないのです。やるしかないのです。

 

このまま無理やり続行ではなく、考えてみよう!

  • 気分転換に場所を変えてみる
  • もっとゼロの気を紛らわせてれるよう、めちゃくちゃ美味しいおやつを用意する
  • 人数を増やして、息子に保定、又は圧掛けをしてもらう
  • 時間帯も変えてみる、可能なら・・・
とりあえずこの週末はゼロの診察に動物病院に行くので、ダダと一緒に行って、相談してみよう。