愛犬とのお散歩は、行動範囲を制限しない3~5mのロングリードがお勧めです。
ただ、ロングリードは束ねたり緩めたりと愛犬の動きに合わせて目まぐるしい操作が必要です。 素早く動く犬にはその操作が追い付かず、リードを引き摺ったり、犬の身体や足に絡んでしまったり・・・だから自動で巻き取ってくれるフレキシリードを使う飼い主さんも多い。 フレキシの問題は、
- 犬が自ら戻ってくれないと巻き取れない。
- 犬を止めながら巻き取るのはほぼ不可能。
- 犬が突然走り出してもそのスピード調整が効かない
- 突然ロックを掛けると双方に衝撃が掛かる。
実はとても使いにくけれど、その巻取りの楽さで使っているのではないでしょうか。
ならば、ロングリードを簡単に素早く、手繰り寄せれるようにすればいい。
実はこれ、ドッグパルクールをしていて一番の難問だったので、いろいろ工夫して私なりに編出したロングリードを伸縮リードにする方法をお見せします。
とっても簡単。 犬がいる側の手の親指と人差し指の間に、犬がいる側を手の甲の方に出るようにひっかけ、手のひら側のループになって余っている部分を反対側の手でひっぱたり緩めたりするだけ。
両腕を目いっぱい広げるとほぼ身長と同じ長さになるので、引き寄せられる取れる長さ身長の二倍。おチビの私でも3メートル引き取れます。プラス、犬に側垂れているリードが1.2メートルとすると、ぜんぶで 4.2メートルのリードを犬の動きに合わせて一瞬で手繰り寄せることが出来ます。
こちらは通常のロングリードの扱い方。余っている部分を素早く折って掌に収めます。 ゆったりのんびりのお散歩でなければ、こんなに丁寧に畳んでいる暇ないですよね
私の、ロングリードを伸縮させる持ち方を順を追って説明します。
1. 犬がいる側の手の親指に取っ手の輪の部分を掛けます。これはドッグトレーナー、マイケル・スカシオさんのおススメの持ち方。このまま握りこんでも十分ロックが掛かります。
2. 犬が繋がっている側の尖端が手の甲尾側に行くように、親指と人差し指の間掛けます。この時輪になった部分を、反対側の手で引くことでリードを手繰り寄せることが出来ます。
3. 伸縮を止めたい時はリードを全部握りこみます。これもマイケル・スカシオさんが教えてくれたやり方。これで十分ロックが掛かります。
では動画でどうぞ。