(これを最後に、しばらくステージに上がる機会はなくなった。)
自粛ムードも高まり、本来なら4バンドでのブッキングだったが、キャンセルもあり、出演は2組となった。
考えはいろいろあるし、判断の難しい時期だったと思う。
2011年3月の震災の頃の自粛ムードを思い出す面もあったが、それとは違った。
今回はそもそも「集まる」ことが難しいとされるわけだ。
3月末にmatildaのライブの予定があった。
毎日ニュースを見つつ、どう判断するか考えていた。メンバーの住まいもバラバラなので、感覚の差もあるし、移動のリスクもあるし。
議論しているうちに、
都から「週末の不要不急の外出自粛要請」が初めて出た。
そうして、ハコ側の判断でライブは中止になった。
「今は我慢の時。
この事態が終息したら、またやろうね。」
そして、いろいろと、友人との約束も延期し、おとなしく家で過ごす日々が始まった。
つづく