先日

共通の友人が引っ越ししてから
年賀状だけの付き合いになっていたママ友から
久しぶりに電話がありました。



突然の電話に
何があった⁉︎と驚きながら電話に出ると

友人は挨拶もそこそこに

『〇〇ちゃん(娘)って
 拒食症だったよね⁈』…と。






娘は

中学2年の2学期始まってすぐに
地元の病院に入院。

そのまま専門医のいる病院に転院して
4ヶ月ほどの入院となりました。


徐々に体重が減っていった娘は
入院する前でもかなり痩せていたので
色んな方から心配をいただいていました。



私は

その当時の娘の状態を
聞かれれば答えていたので

娘が拒食症で入院したということを
知っている人は少なくないです。



その時に
拒食症がどんな病気で
娘がどのような状態なのかを
説明することもありましたが

どのくらい理解をしてくれていたのかは
分かりません。




この病気は十人十色で
それぞれの症状があり
それぞれの対応があります。


実際

一緒に暮らしている家族にしか
分からないことも多く

それ故に

家族内だけで抱え込んでしまうことも…

家庭によっては
母親だけだったり父親だけが
抱え込んでしまうこともあります。



あまり知られていない病気だけに
イメージだけが先行してしまい
間違った解釈をされる方もいました。


私自身もそうでしたから。




このブログを始めたのも
娘の闘病を忘れたくないというのが
先ずありましたが

当時
あまりにも情報がない病気だったので
闘病の記録として残しておけば

少しでも
この病気に苦しんでいる方の役に立つのでは⁈と
思ったからです。




話は戻りますが

電話をくれたママ友には
娘と同い年の娘さんと妹さんがいます。

電話口の話ぶりから
もしかして…?と思った通り
下の娘さんが拒食症なのではないか?と
思ったようです。


摂食障害を診てくれる病院を受診しようとしたら
早い所でも
予約が半年以上も先だと言われたようで
どうしたら良いか分からないと戸惑っていました。

そして私に
娘の発症時の様子を色々と聞かれました。




予約が半年も先ということは
たくさんの人が苦しんでいるんですよね…







ママ友には

もしかしたら
他の病気の可能性もあるかもしれないから
摂食障害の可能性も伝えつつ
先ずは小児科なり内科で
色々調べてもらうと良いのでは⁈と伝えました。



娘もかかりつけ医から
市の総合病院へ繋いでもらい
そこで全身くまなく調べてもらって
異常が無いことを確認。

そこから

摂食障害の診断をしてもらいましたが
手に負えないということで
専門医を紹介してもらいました。






専門医に診てもらうまでに
時間はかかりましたが

医師からの紹介ということで
安心感はありましたし

結果的には
ここまで回復できたので良かったと思っています。



病院や主治医とは
“合う”“合わない”がありますが

自分では
ここまでの医師は見つけられなかったと思うので…






この病気は
薬を飲んで良くなる病気ではないので
どうしても時間がかかります。


まだまだ研究が必要な病気で
診てくれる専門医も多くはないようです。



1日も早く
この病気が解明されることを
改めて願っています。